こんにちは、K15です(@K15Life)!
フロアレスが好きな僕に、「こういうのが好きなんでしょ」と言われてしまうようなテントが登場。それがワンタイガー「SOLO HOMESTEADキャンプテント」。
ワンタイガーの2020年新作の中で一番好きかも。
- 2020/10/31:レビューを追記
- 2021/5/21:批評について追記
- 2021/6/18:モスキートネットが販売開始
- 2021/7/3:煙突穴タイプについて追記
- 2021/7/24:TC購入のお知らせ
OneTigris SOLO HOMESTEADのレビュー
早速、OneTigris SOLO HOMESTEADのレビューを見ていこう!
レビューのポイントは以下になる。
- 高さがあって広々使える
- 虫の侵入は大丈夫か
- 見た目が個性的でGOOD
- 充実した付属品
これらについて見ていこう!
高さがあって広々使える
SOLO HOMESTEADキャンプテントは、160cmの高さがあり、奥行きは240cmもある。一般的なパップテントよりも広々使える。室内にコット、テーブル、チェアを置いて、のんびり過ごす事を想像すると、ヨダレが出てきてしまう。
フロアレスの為、靴を脱ぐ煩わしさがなくなる点が良い!
フロアレスだけど、グランドシートを敷けば、フロアが簡単にできる。それに、グランドシートのサイズを変えれば、土足エリアと素足エリアのレイアウト変更が簡単に行える。
コットが横だけでなく、縦でも置ける所が凄く良い。コット3つが入るスペースがあり、広々使える幕となっている。
虫の侵入は大丈夫か
メッシュ生地があるのだが、下部から吸血虫などの虫の侵入がないのか心配。しかしよく見てみると、メッシュ生地には、しっかりスカートがついている為、下部からの虫の侵入を防止してくれる。
スカート部分には、トグルがある為、虫の侵入や冷気の侵入をしっかり防止してくれる。
メッシュ生地は、網が細かく、小さな虫も完全にシャットアウト。この品質で、2万円以下だから爆売れとなっているのは頷ける。
当たり前だが、メッシュ生地は内側から閉める事ができる。
2021/6/18:ONETIGRISからSOLO HOMESTEADにインストールできるモスキートネットが販売開始(蚊帳があるから必要ないけどね)。
見た目が個性的でGOOD
直径9mmのテントフレームワークポールにより、個性的なデザインとなっている。設営が少し面倒かと思っていたが、設営動画を見てみると、そこまで苦労はないと感じた。設営手順は、後述する!
- 生地:75Dリップストップナイロン
- 展開サイズ:約4×2.4×1.6(H)m
- 収納サイズ:約58×20×20cm
- 耐水圧:1500mm
- 重量:約4.5kg
- ポール:7075アルミ合金
ワンタイガーのテントに多い75Dリップストップナイロン生地、ブラウンのカラー。生地を統一することによって定価額を実現している模様。
充実した付属品
キャノピーポールもしっかり付属されているのに、驚異の安さ。ポールが1つ1つ丁寧に、ナイロン袋で梱包されていたのには感動した。
- テント本体
- Y型ペグ14本
- ガイライン10本
- 125cmポール2本
- フレームワークポール4本
- テントポール止水キャップ
- スタッフサック
Y型ペグには、引き抜きやすいようにロープも付いているし、ガイラインも安っぽさを感じない。本当にこれで、2万円以下でいいのだろうか。
設営手順
設営時間については、15分程度で建てられた。スリーブで手間とらなければ、もっと早く設営できる。
では、設営手順を紹介していく。まず、ペグを四隅に打ち込む。次に中央部にペグを打ち込む。この時点でペグを6本打ち込んでいる状態となる。
四隅のファスナーを開けると、スリーブを挿入する所がある。ここにスリーブ(細いポール)を挿入するのだが、先端が細い方が下になるようにして、グロメットに差し込む。
四隅全てにスリーブを通した後は、160cmのポールを2本組み立てる。ポールは、分割式であり、4本接続すると160cmとなる。
テント内に入って、ポールを立ち上げる。ロープで固定せずとも安定している。しかし、テント本来の耐風性能を活かすには、ロープをマニュアル通りに取り付けた方が良い。
ループ全てにロープをつけたら完成。張り出し部分は、雨が溜まってしまう可能性がある為、そういった場合は片流れ式にしても良い。
撤収手順
撤収手順は、基本的に設営手順と反対の手順でやれば良い。折り畳み方だが、四隅を折り畳んでやると上手く収納できる。
サイドを中央部に折り畳む。
後は、横幅が収納ケースに合うくらいまで折り畳み、付属品と一緒に巻いていく。
収納ケースは、スペースに余裕があり、非常に入れやすい。
安かろう悪かろう!?
フレームワークポールが入らない、シーム処理が悪く漏水する、結露が多いなどの口コミが散見される。まず、フレームワークポールは、onetigris側の不具合で長い物がある模様。これに当たってしまうと入り難くなってしまう。
カッコイイテントがこのような製品不良によって評価が下がってしまうのはもったいない。製品不良については、以下のような記述がある。
いかなる品質問題があったら、ぜひお教えてください、それを解決するために最善を尽くします。ロットが異なるため、一部の製品のポールは147cmです。 必要な場合は、ニーズ(ご希望するのポール数)をお知らせください。また、お受け取ったポールの長さの測定写真を添付してください。
引用元:amazon
次にシーム処理が甘かったり、白くなっている事がある。ひどい場合は交換してもらおう。それからフロアの両端はシーム処理されていない。なので気になる人は、シームグリップで目止めして浸水対策をしよう。
テント本来の耐水圧を活かすには、ピンと張ることが重要。例えば傘はピンと張って雨を弾いている。ガイラインに緩みがないか、生地が弛んでいるないかチェックしよう。
シングルウォールなので、ダブルウォールに比べ結露しやすい。
それに、暖気は上昇するが、上部にベンチレーションがないので尚更だ。ここは改良して欲しい所。しかし、どんなテントでも必ず結露する。結露が嫌ならフルメッシュで寝るといい。結露が嫌だと言いながらストーブなどの暖房器具を使っていないだろうか。
現実的な対策としては、結露をこまめにタオルで拭き取るか、パネルを少し開け外気を取り込む事。外気との温度差を少なくすれば結露が減る。通気性に優れるTC素材(ポリコットン)の発売を待っている人も多い。
煙突穴の直径は約9.5cm
煙突穴付きタイプが新たに登場。薪ストーブを中に入れて楽しむ事ができる。ただし、上部にベンチレーターがないので、換気をしっかり行おう。
コスパが良い薪ストーブといえば、ONETIGRIS・TIGER ROAR。テンマクのウッドストーブと同じ材質となっている。
煙突穴の直径は、約9.5cm。煙突ガードや二重煙突が入れば安心だね。
TCモデル購入!
ついに待望のTCモデルを買うことができた。ナイロン生地よりも値段が高くなり、重量が重くなる。さらに雨に弱い。
そのデメリットを差し置いても、TCの良さを肌で感じることができる。
問題であったフレームワークポールも簡単な方式に変更になっている。これにより設営が楽になった。レビュー記事を書いているので、きっと参考になるはず。
最後に
この記事を書いている間にも、続々と注文が入っているようだ。入荷予定日がどんどん後ろになっている。何と言っても安い、それにデザインもカッコイイ。安くて良いテント教えて、と友人に聞かれたらワンタイガーって答える人が増えるだろう。
僕も実際に買って、ワンタイガーの良さに驚愕している!SOLO HOMESTEADキャンプテントで、オールシーズン楽しもう!
では、読者の皆さん!
素敵なキャンプLIFEを!!