こんにちは、K15です(@K15Life)!
サーカスSTは、前方が張り出せるDXタイプやTC素材に比べて不人気だ!僕は、自信を持って、不人気な幕をおすすめする!
- サーカスSTのレビュー
- サーカスSTを使った失敗談
- サーカスST +について感じたこと
不人気なサーカスSTを選んだわけ
サーカスSTを選んだわけは、4つある。
- 設営が簡単なワンポールテント
- 遮光性が高い
- 軽くてカビにくい
- 不人気で特価
これらについて見ていこう!
設営が簡単なワンポールテント
僕は、キャンプの設営や片付けが苦手。だから設営が簡単なワンポールテントがいい。設営に時間をかけずに済めば、バタバタせずに自然を満喫する時間が増える!
当ブログでは、設営が簡単なテントの使用を推奨している。
遮光性が高い
サーカスSTは、生地にピグメント加工を施している。遮光性が高く涼しく過ごせるので、夏場でも使いやすい。せっかくならオールシーズン使えるテントがいい。
朝日も眩しくないので、ぐっすり寝られる!
軽くてカビにくい
ポリエステル生地は、TC素材に比べて軽量でコンパクトに持ち運べる。ファミリーキャンプは、荷物が多くなりがち。少しでも軽い方が持ち運びが楽だ。
不人気で特価
サーカスSTは、嬉しいことに不人気なので特価で購入!
僕のニーズに合っているから安いのは嬉しいね!手軽に遊べるポリエステル!保水しにくいからいいね!
サーカスSTDXを購入しない理由
サーカスSTDXは、フライシートをタープのように張り出せる。僕は、テントとタープ一体型よりテントとタープを分けて設営したい。
- タープを先に立てて、日差しや雨を避ける
- レイアウトの自由度が増す
- 片付けしやすい
キャンプ設営の手順は、タープを先に立ててテントを立てる。日差しや急な雨を避けながら、テント設営に必要な付属品を組み立てられるからだ。
テントとタープ個別であれば、レイアウトの自由度が増す。レイアウトの基本は、「動線を考えること」。タープを中心に、荷物を出し入れしやすい場所に車やテントを配置する。
つまり使用環境やキャンプ場の環境に応じて、レイアウトや張り方を変えられるのでタープ単体で張った方がいい。
タープと一体型のテントは、サイズが大きくなりがち。畳みにくく、干しにくいから片付けが面倒だ。要するに僕は、タープを別で設営するので、サーカスSTDXのようなフライの張り出しが必要ない!
タープはムササビウイング19FTグランデを使っている!こちらも処分特価だったけど、超優秀!
サーカスTCとの違い
サーカスSTとサーカスTCの違いを見いてこう!
「生地が変わると居住性や携行性がどう変わるのだろうか」
まずは、スペック上の違いを以下にまとめておく。
サーカスST | サーカスTC | |
---|---|---|
素材 | ポリエステルリップストップ150D | TC(コットンとポリエステル混紡生地) |
総重量 | 約8.4kg | 約10.8kg |
耐水圧 | 1500mm | 不明 |
収納サイズ | 630×直径220mm | 670×直径250mm |
サーカスSTは、ポリエステルの生地を使っているので、TCに比べて約2.4kg軽い。収納サイズもコンパクトであり、持ち運びがしやすい。
次に、サーカスSTとサーカスTCの「生地の特性」を図にまとめておく!
サーカスSTは、PUコーティングなので加水分解により、徐々にコーティングが劣化していく(多くのテントで使われているコーティングだから安心してね)。
一方でサーカスTCは、保湿しやすいのでカビやすいというデメリットがある。
どちらを選ぶか迷うところだが、端的に言えば、「携行性がよく、乾かしやすい=手軽なサーカスST」、「熱に強く、結露しにくい=冬にぴったりなサーカスTC」といったところ。
僕は、軽量で乾かしやすいサーカスSTを選択(値段の安さにも惹かれた)!
テンマクデザイン サーカスSTのレビュー
さて、テンマクデザイン サーカスSTのレビューを紹介していく!
リアルな体験談、使用感なので参考になるはず!
ファミリーキャンプで使えるサイズ感
サーカスSTをソロキャンプで広々使っている人がいるが、僕はファミリーキャンプで使う。寝室で使う分には、大人2人、子供2人でも十分な広さがある。
初めて使ったときは、大人3人、子供2人で寝た。それでも荷物を置けるスペースがある。メッシュインナーセット4/5を使って寝たので、フルサイズのグランドシートを使ったら更に寝床が広くなる。
僕としては、ファミリーキャンプならメッシュインナーセット4/5をおすすめする!
- 靴や濡れたものを置くスペースがある
- 虫が入ってこない
- ジッパーがたくさんあり出入りに便利
- グランドシートがついている
夏場も涼しい!
サーカスSTは、生地にピグメント加工を施している。これにより、遮光性が高くなりテント内の温度上昇を抑制してくれる。
実際にテント内から、太陽を探してもわかりにくい。流石に閉めきると暑いが、風を取り込めば涼しく過ごせる。
冬の寒さ対策
冬になると、石油ストーブや薪ストーブを使いたくなるが、サーカスSTは、「テント内での火器使用が禁止」となっている。
- 気密性が高く結露しやすい
- 必ずベンチレーターを開けておく(夏場も同様)
- 暖房器具を使うと焼損や一酸化炭素中毒の恐れがある
では、「サーカスSTは冬キャンプに適さないのだろうか」
そんな事はない。サーカスSTは、スカートがついているので冷たい冷気が入ってくるのを防止する。
暖房器具に頼らず、防寒ウエアや寝袋で対策をとればいい!
- 厚手のダウンジャケットやダウンパンツを着る
- テントシューズを使う
- 断熱力が高いマットを選ぶ
- 冬用の寝袋を使う
- 体が温まるものを食べる
- 下着や靴下はメリノウール
それ以外にもウールブランケットを羽織っておくと、暖かいし焚き火の火の粉でウエアに穴が空くのを防ぐ。
過去の記事では、「冬用の寝袋の選び方や寝袋の保温力を引き出すテクニック」を紹介しているので、参考にして欲しい!
雨での失敗談
サーカスSTでキャンプをしているとき、「天気予報では晴れなのに急に激しい雨」が降り出した。
サーカスSTの前後のフライシートを開けていたので、大量の雨水がテント内に入ってきてしまった。
「寝袋もビショビショ…。寒いのにどうしよう。」
ダウンジャケットとダウンパンツを着込んで、ブランケットに包まって一夜を過ごした。
しっかりフライシートを閉めておけば、強めの雨でも凌げる!
強風に耐えられた
眺めのいい海沿いでキャンプをしていると、暴風に見舞われた。タープのロープは、風の影響で切れてしまう。
サーカスSTのフライシートは、バタバタと鳴いていたが倒壊することなく過ごせた。説明書通りにワンポールテントの張り綱を張っておいて良かった!
二股化はサーカストリポットを使う
サーカスSTを少しでも広く使いたいなら「サーカストリポット」がおすすめ!
サーカスSTのようなワンポールテントは、ポール付近にデッドスペースが出来てしまう。人の動きを妨げ、レイアウトの自由度を損なう。
そこで、二股ポールを使う人が多いが、安定性に問題があることも。その点、サーカストリポットは、三股になっており安定度が高い!
サーカスSTの二股化は、サーカストリポットで!
サーカスST+が発売になった理由を考察
2022年、サーカスSTがマイナーチェンジ。サーカスST+が発売となった。
あれ、なぜ在庫処分で安くなっていたサーカスSTをマイナーチェンジさせて復活させたのだろう?
サーカスTCの方が人気だったからこのまま廃盤となると思っていた。「ポリエステル生地の手軽さ」「軽量性」を求める人が増えてきているかもしれない!
サーカスST+の変更箇所
では、サーカスST+になって何が変わったのかの変更箇所を見ていこう!
- スライダーをトリプルに変更
- 裏コーティングを通常のPUコーティングに変更(ピグメント無し)
僕は、廃盤のサーカスSTのスライダーに対して不便さを感じていないのでトリプルじゃなくてもいいのかな、と思っている。
気になるのは、なぜ遮光性が高くなるピグメント加工を廃止にしたのだろうか。コストの問題かな?
サーカスST+に魅力を感じない
果たしてサーカスSTをマイナーチェンジさせる必要があったのか、疑問に思う。
僕としては、廃盤サーカスSTの方が魅力を感じる。遮光性が高くなるピグメント加工があった方がいいでしょ!
最後に
サーカスSTは、人気がないが自信を持っておすすめできる。安くて、機能的でメンテが楽!価額以上に楽しめるハイスペックなテントだ!