こんにちは、K15です(@K15Life)!
タープの張り方をネットで調べても参考になるものがない。そこで、ソロキャンプやタープ泊に役立つ張り方の種類をまとめた。簡単に張れるものからアレンジ張りまでまとめているので、きっと参考になると思う。
- タープの張り方の種類
- 初心者向きの張り方
- かっこいいアレンジ張り
誰でも簡単に張れる張り方
まずは、DDタープやアクアクエストタープを買ったばかりの人の為に、簡単なタープの張り方を紹介しよう。
誰でも簡単に美しく張れるダイヤモンド張り
スクエアタープの定番な張り方で、焚き火との相性が良いダイヤモンド張り。
ループ1つ分の幅を中に織り込みペグダウンし、ポールを立ち上げるだけで良いのですごく簡単だ。風や雨などの悪天候に弱いが、野営のシンボルとしては美しい。
中央のループをロープで引っ張ると、居住性を高くなり過ごしやすい。
素早く設営可能な日除けのリーンツー型
ロープとタープさえあれば簡単に設営可能なリーンツー型。雨や風には弱いが、広範囲に日除けができるメリットがある。
こちらも居住空間を高める為に、中央のロープを引っ張ると過ごしやすい。
アレンジもしやすく、屋根を作れば、焚き火の熱を溜め込む事ができる(ダイニングフライ)。その屋根を地面まで降ろせば、簡単にAフレームが出来る。
タープ設営の基本!Aフレーム型
タープ設営の基本の張り方をマスターしておきたい。Aフレームは有効面積が高く、耐候性もある。
僕が大好きなハンモックとの相性も良い。アレンジ張り編で紹介するクローズドAフレームにすれば、耐候性がさらにUPし安心感も得られる。
使っているタープは、ブッシュマンのサーモタープ。DDタープ、アクアクエストタープに次ぐ人気のタープとなるだろう。
ハンモックとの相性がいいウイング型
ウイング型は、ロープの数が少なくて手早く設営が可能。Aフレームに比べて、ハンモックにアクセスしやすい。タープ泊というよりは、ハンモック泊で使う事が多い。
オーソドックスなウェッジ型
タープの四隅をペグダウンして、1つのループを吊り下げたスタイル。手早く簡単に張れるが、中央のループをロープで引っ張り居住性を高めた方がいい。
安心感と耐候性を得られるフルクローズ
「タープ泊で開放的に寝るのは、少し心配だ」という人は、クローズできる張り方がいいだろう。寒さや悪天候にも強いので、マスターしておきたい。
実用性が高く人気なビークフライ
ビークフライは、フロア付きでフルクローズできる張り方。フロアには、大人一人が寝られるスペースがあり、フルクローズできるので安心して寝られる。
日中は、前面を開放しておくと、焚き火がしやすい。設営も簡単で、アレンジ張りも豊富だから人気となっている。
快適な室内空間!パスファインダー張り
パスファインダーは、室内空間を広くとれる張り方。耐候性が高く安心して寝られる。
ビークフライと違い、フロアレスなのでグランドシートを持って行こう。ペグの位置がずれると、フルクローズが出来ないので注意が必要。
張り姿もかっこよく、野営の気分が高まる。使っているのは、MOOSE KUROタープ。ジッパー付きがすごく便利だ。
大人二人が寝られるクローズドAフレーム
クローズドAフレームだと、3×3のスクエアタープであれば、大人二人が寝られる。左右と後方はクローズされているので、悪天候にも強い。
自然を感じながらも、安心して寝られる。ポールの高さ調整がやや難しい。
両面をクローズすれば、フルクローズができるが3×3だと狭い。4×4など大きなタープで室内空間を広く確保したい。
耐候性が高いステルス張り
タープ泊で初めに憧れるステルス張り。耐候性が高く、風の強い日に活躍する。
ただし、夏は暑くなるので注意が必要。ポールの高さを変えればフルクローズが出来るぞ。
個性的なタープの張り方
インパクトがある張り方もたまにはしたくなる。個性的なタープの張り方でタープ泊を楽しもう!
焚き火の熱を溜め込むアディロンダック
焚き火との相性がいいタープの張り方。屋根部分があるので、焚き火の熱を室内に取り込むことができる。
左右と後方は覆われているので、秘密基地感が味わえる。焚き火好きはマスターしておきたい。
カッコイイシェルター!グンヤー
アボリジニの住居グンヤーにヒントを得たとされるタープの張り方。とにかく広い室内空間となっており、シェルターとして使える。見てくれもカッコイイ。
設営がややこしいハーフコーンフライ
高さはないが、寝るのにはちょうど良いハーフコーンフライ。ただし、フロアはなく設営がやや難しい。
これぞ野営のシンボル!タープティピー
僕の好きな張り方タープティピー。張り姿がカッコよく、シェエルターの中も広いので過ごしやすい。意外にも簡単に張れるので、挑戦してみよう。
タープ泊の醍醐味!アレンジ張り
タープの張り方をマスターしたら、アレンジ張りに挑戦したい。型をベースに、独自のスパイスを取り入れてみよう。タープは、ちょっとのスパイスで格段に楽しくなる。
荷物が置けるフロア付き!ダイヤモンドスマート張り
3×3のスクエアタープでダイヤモンド張りをすると、横幅が大きくスペースを持て余す。
もう少しスマートにすれば何か活用できるのでは、という思いから考案した。スマートにする事で、折り返したタープが荷物置きのフロアとなる。
ポールは二又にすると、タープ前面での作業がしやすい。
フロア付き!ピラミッド型ビークフライ
ビークフライは、ポールやロープの位置を変えるだけで変形していくから面白い。ピラミッド型にすると、耐候性が高まる。
ビークフライなのでフロア付きな所も嬉しい。
リーンツー跳ね上げ型
雨が降っていると、屋根からポタポタと流れ落ちる。それが焚き火に流れていたので、中央のループを高くした。
これにより、サイドから流れるようになる。ほんのちょっとのアレンジで、過ごしやすくなるからタープ泊はやめられない。
強烈な野営のシンボル!タートル張り
パスファインダーからヒントを得た張り方。亀が首を伸ばしているように見えた事から命名。
室内が広く確保でき、焚き火がしやすい。3本のポールで居住性と見栄えを良くした。
ハンモック泊で使えるタープの張り方
DDタープやアクアクエストタープは、ループがたくさんあるのでハンモック泊でも使いやすい。ハンモック泊で使えるタープの張り方の一例を紹介しよう。
濃い日陰を生み出すシャドウ張り
暑さの厳しい季節。遮光性を高める方法を思いついた。3×3のスクエアタープの四隅を中央に持ってきてロープで留める。これにより生地が二重となり、遮光性が良くなる。
ウイング型なので、設営が簡単でハンモックとの相性がいい。
定番な形!Aフーレム跳ね上げ
Aフレーム跳ね上げは、設営が簡単で後方の風を凌いでくれる。前面は跳ね上げているので、景色や焚き火を楽しむ事ができる。
就寝時は、跳ね上げている部分を降ろせば、耐候性が高くなり安心して寝られる。
ハンモックのストラップがデイジーチェーン式であれば、手早くAフレームが作れる。
Aフレームは、アレンジがしやすい。例えば、Aフレームのループの一部をロープで引っ張る事により、ハンモックに乗った時の閉塞感の減少と、ハンモックへアクセスがしやすくなる。
タープの結び方
これまでタープの張り方一覧を紹介してきた。でも、タープを張る為のロープワークがわからない人がいるかもしれない。
そこで、参考になる記事を書いた。タープ泊に必要なロープワークは3つだ。この3つを覚えておけば、なんとかなる。