こんにちは、K15です!(@k15life)

「ハンモック泊を始めたいけど、どんな装備が必要なのかわからない」。冬でもハンモック泊をする僕が、わかりやすく教えるよ!
ハンモック用語の解説
ハンモックについて調べていくと、専門用語がたくさん出てくる。まず、ハンモック泊に必要な装備を知る前に、専門用語を理解しておこう。


ハンモック泊の基本装備
ハンモックの基本的な装備は、すごくシンプル。

最低限これさえあれば、ハンモック泊ができる。この基本装備に、寒さや虫の対策、雨や風、日差しの対策に必要な装備を追加していく。
夏は虫対策
吸血虫がいる夏や初秋では、蚊帳が必要になる。以前、蚊取り線香と虫除けスプレーをして、ハンモック単体で寝てみたが、かなり刺されてしまった。
蚊帳は絶対にあったほうがいい。虫の襲来で眠れない。

夏でも夜が冷えることがあるので、ブランケットや薄手のシュラフを持っていく。僕は、軽量化したいので、シュラフカバーとインナーシーツで防寒している。

夏はゲリラ豪雨の可能性があるので、防水性のシュラフカバーが役にたつ。
蚊帳は、「ハンモックと一体となっているもの」と、「後付けタイプ」がある。

蚊帳一体タイプの魅力は、設営が楽なこと。ただし、蚊帳を取り外せないタイプが多い。冬は、蚊帳の必要がないので、取り外したい。
蚊帳なしであれば、開放感がありとても気持ちがいい!
初心者にオススメなのは、蚊帳一体タイプ(特にCOCOON)後付けタイプを別途買わなくてもいいので便利だ。
秋は寒暖差に注意
秋は、まだまだ虫がいたり、夜が結構冷える。9月中旬にキャンプをした際は、「まだ暑いから、アンダーキルトいらないだろう」と思って、半袖半ズボン、シュラフカバーとインナーシーツのみで寝た。
夜中、冷たい風で背中が冷えて、たまらずエマージェンシーブランケット(SOL)をシュラフカバーに巻きつけた。
秋もしっかり防寒対策をしておこう。背中が冷える!

背中の冷えは、マットやアンダーキルトを使って防ぐ。パタパタと折り畳めるクローズドセルマットでも冷気を防ぐことが可能。

冬の寒さ対策は万全に
冬は、秋よリもさらに寒くなる。しかし、冬こそハンモックで寝よう。しっかり防寒対策していれば、「外は寒いのに、ハンモックの中は暖かい」という異次元の気持ちよさを体感できる。

寒さが厳しくなると、足先が冷えるのでテントシューズを履いたまま寝るようにしている。これは、某有名ショップの店員さんから教えてもらった技。

インナーシーツは、「シュラフの汚れ防止」と「保温性UP」になる。冬は、ダウンのシュラフを使う。メンテが面倒だし高価なのでで汚したくない。
僕は、ナルゲンボトルを湯たんぽ代わりに使っている。お湯を入れてシュラフに入れる。ポカポカしてすごく気持ちがいい。
冬の装備は、とにかく防寒対策!アンダーキルトだけで寒ければ、マットと併用する!
春も寒暖差に注意
春は、「虫と防寒対策」が必要になる。
秋と同様に「昼間暖かくても夜に冷え込む」ことがある。防寒対策をしっかりやっておこう。真夏に比べ、春のほうが蚊やブヨの活動が活発。蚊帳を省くと後悔することも。

春は、秋と同様に「虫と防寒対策」の装備が必要になる!
背中の冷え対策
ハンモックは、宙に浮いているので冷気をダイレクトに受ける。背中の冷え対策には、どんなものが使えるのだろうか。
実は、シュラフだけでは、背中の冷え対策にならない。背中側の中綿は、自身の体重で潰れてしまうからだ。
マットで寝ると肩の圧迫感が少なくなり、寝心地が良くなる。しかし、ハンモックの形状に合わせにくいマットは寝心地が悪くなることも。
僕は、アンダーキルトで寝るのが好き。包み込まれている感じが病み付きになる。
アンダーキルトというと、取っ付きにくいイメージがある。しかし、使い方はシンプル!ハンモックの下から被せて、ストラップに取り付ける。しっかり両端のゴムを絞ってハンモックとの隙間をなくす。
タープは無しでいい?
タープはあった方がいい。天気予報は晴れでも急に雨が降ることがあるからだ。それに落ちてくる枝や葉っぱから保護してくれるので、心理的に安心して寝られる。

しかし、タープがないことで得られるメリットもある。開放的で自然と一体となって寝られる。ハンモックに乗り、ボーッと見上げる空、なんとも贅沢な時間だ。
タープはあった方がいいが、ハンモックだけで寝てみるのも貴重な体験が得られる。
まとめ
ハンモック泊の装備は、基本セットをもとに季節に合わせて防寒装備や蚊帳を付け足す。やってみると、意外と簡単にハンモック泊ができる。
この記事が「ハンモックを始めたい人やハンモック泊の装備を参考にしたい人」の参考になれば嬉しい!
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