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図でわかる【ハンモック泊の装備】ポイントは「防寒と蚊帳」

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こんにちは、K15です(@K15Life)!

K15

ハンモック泊を始めたいけど、どんな装備が必要なのかわからない」。冬でもハンモック泊をする僕が、わかりやすく教えるよ!

目次

ハンモック用語の解説

ハンモックについて調べていくと、専門用語がたくさん出てくる。まず、ハンモック泊に必要な装備を知る前に、専門用語を理解しておこう。

【ハンモックの用語解説】
  • トップキルト:掛布団のようなもの
  • アンダーキルト:敷布団のようなもの(ハンモック下部に取り付け)
  • ツリーストラップ(ツリーハガー):ハンモックを吊るす紐
  • デイジーチェーン:カラビナを取り付ける穴がたくさんあるもの
  • ダイニーマロープ:軽くて強度が高い紐
  • ウーピースリング:ハンモックの高さを簡単に調整できる紐
  • ハンモックスリーブ:片付けが楽になるもの
  • カラビナ:ハンモックとツリーストラップを接続する
  • リッジライン:ハンモックの張り具合を調整しているロープ
  • ギアスリング:荷物が置ける小さなハンモック

ハンモック泊の基本装備

ハンモックの基本的な装備は、すごくシンプル。

【ハンモック泊基本の装備】
  • ハンモック本体:寝床
  • ツリーストラップ:木とハンモックをつなぐ
  • カラビナ:ハンモックとツリーストラップをつなぐ
  • タープ:雨や風、日差しを防ぐ
  • ロープ:タープの設営に使う
  • ペグ:タープを固定
K15

最低限これさえあれば、ハンモック泊ができる。この基本装備に、寒さや虫の対策、雨や風、日差しの対策に必要な装備を追加していく

春夏秋冬を楽しむハンモックの装備

先述した基本装備に、その他の装備を付け足して、春夏秋冬ハンモックを楽しもう!

ポイントは、次のとおり!

  • 夏は虫対策
  • 秋は寒暖差に注意
  • 冬の寒さ対策は万全に
  • 春も寒暖差に注意

これらについて見ていこう!

夏は虫対策

吸血虫がいる夏や初秋では、蚊帳が必要になる。以前、蚊取り線香と虫除けスプレーをして、ハンモック単体で寝てみたが、かなり刺されてしまった。

K15

蚊帳は絶対にあったほうがいい。虫の襲来で眠れない。

夏の装備
  • 基本セット:ハンモック泊の基本装備参照
  • 蚊帳:吸血虫を防ぐ
  • インナーシーツ:シュラフ代わり
  • シュラフカバー:雨を防ぎ、体温を保持する

※標高の高いところ、山は夏であっても冷えるので、マットを持っておく。

夏でも夜が冷えることがあるので、ブランケットや薄手のシュラフを持っていく。僕は、軽量化したいので、シュラフカバーとインナーシーツで防寒している。

K15

夏はゲリラ豪雨の可能性があるので、防水性のシュラフカバーが役にたつ。

蚊帳は、「ハンモックと一体となっているもの」と、「後付けタイプ」がある。

蚊帳一体タイプの特徴後付けタイプの特徴
設営が楽
取り外せないものが多い
蚊帳なしに比べて重くなる
設営が面倒
取り付け取り外し自由
どちらかが破損しても交換可能
蚊帳を準備すると収納サイズが大きくなる
蚊帳一体型と後付け型の特徴

蚊帳一体タイプの魅力は、設営が楽なこと。ただし、蚊帳を取り外せないタイプが多い。冬は、蚊帳の必要がないので、取り外したい。

K15

蚊帳なしであれば、開放感がありとても気持ちがいい!

初心者にオススメなのは、蚊帳一体タイプ(特にCOCOON)後付けタイプを別途買わなくてもいいので便利だ。

秋は寒暖差に注意

秋は、まだまだ虫がいたり、夜が結構冷える。9月中旬にキャンプをした際は、「まだ暑いから、アンダーキルトいらないだろう」と思って、半袖半ズボン、シュラフカバーとインナーシーツのみで寝た。

K15

夜中、冷たい風で背中が冷えて、たまらずエマージェンシーブランケット(SOL)をシュラフカバーに巻きつけた。

秋もしっかり防寒対策をしておこう。背中が冷える!

秋の装備
  • 基本セット:ハンモック泊の基本装備参照
  • 蚊帳:吸血虫を防ぐ
  • マットやアンダーキルト:背中の冷え防止
  • シュラフやトップキルト:体の保温

背中の冷えは、マットやアンダーキルトを使って防ぐ。パタパタと折り畳めるクローズドセルマットでも冷気を防ぐことが可能。

荷物の軽量化したい人は、エアーマットがおすすめ。エアーマットは、厚みの薄いものの方が体が安定する!

冬の寒さ対策は万全に

冬は、秋よりもさらに寒くなる。しかし、冬こそハンモックで寝よう。しっかり防寒対策していれば、「外は寒いのに、ハンモックの中は暖かい」という異次元の気持ちよさを体感できる。

冬の装備
  • 基本セット:ハンモック泊の基本装備参照
  • マットやアンダーキルト:背中の冷え防止
  • シュラフやトップキルト:体の保温
  • テントシューズ:足先の冷え対策
  • インナーシーツ:保温性UP、汚れ対策
  • 湯たんぽ:保温性UP

寒さが厳しくなると、足先が冷えるのでテントシューズを履いたまま寝るようにしている。これは、某有名ショップの店員さんから教えてもらった技。

インナーシーツは、「シュラフの汚れ防止」と「保温性UP」になる。冬は、ダウンのシュラフを使う。メンテが面倒だし高価なのでで汚したくない。

K15

僕は、ナルゲンボトルを湯たんぽ代わりに使っている。お湯を入れてシュラフに入れる。ポカポカしてすごく気持ちがいい。

冬の装備は、とにかく防寒対策!アンダーキルトだけで寒ければ、マットと併用する!

春も寒暖差に注意

春は、「虫と防寒対策」が必要になる。

秋と同様に「昼間暖かくても夜に冷え込む」ことがある。防寒対策をしっかりやっておこう。真夏に比べ、春のほうが蚊やブヨの活動が活発。蚊帳を省くと後悔することも。

春の装備
  • 基本セット:ハンモック泊の基本装備参照
  • 蚊帳:吸血虫を防ぐ
  • マットやアンダーキルト:背中の冷え防止
  • シュラフやトップキルト:体の保温

春は、秋と同様に「虫と防寒対策」の装備が必要になる!

ハンモック泊へのよくある疑問

「ハンモック泊は寒くないの?」

「タープなしで寝泊まりできるの?」

そういった疑問について解説していく!

背中の冷え対策はどうすればいい?

ハンモックは、宙に浮いているので冷気をダイレクトに受ける。背中の冷え対策には、どんなものが使えるのだろうか。

実は、シュラフだけでは、背中の冷え対策にならない。背中側の中綿は、自身の体重で潰れてしまうからだ。

背中の冷え対策種類
  • クローズドセルマット:タフに扱える、安価
  • インフレーターマット:半自動膨張式で設営が楽
  • エアマット:軽量コンパクト、寝心地がいい
  • アンダーキルト:中綿潰れず暖かい
  • ハンモックとシュラフ一体型:シュラフ、マット不要

マットを使って寒さ対策をする

マットで寝ると肩の圧迫感が少なくなり、寝心地が良くなる。しかし、ハンモックの形状に合わせにくいマットは寝心地が悪くなることも。

マットのデメリット
  • ズレてしまう
  • 寝心地が悪くなることも

アンダーキルトを使って寒さ対策をする

僕は、アンダーキルトで寝るのが好き。包み込まれている感じが病み付きになる。

アンダーキルトのデメリット
  • つけ方がわかりづらい
  • エアーマットに比べ重くなる
  • 中綿によっては、濡れると保温力低下

アンダーキルトというと、取っ付きにくいイメージがある。しかし、使い方はシンプル!ハンモックの下から被せて、ストラップに取り付ける。しっかり両端のゴムを絞ってハンモックとの隙間をなくす。

タープは無しでいい?

タープはあった方がいい。天気予報は晴れでも急に雨が降ることがあるからだ。それに落ちてくる枝や葉っぱから保護してくれるので、心理的に安心して寝られる。

K15

しかし、タープがないことで得られるメリットもある。開放的で自然と一体となって寝られる。ハンモックに乗り、ボーッと見上げる空、なんとも贅沢な時間だ。

タープはあった方がいいが、ハンモックだけで寝てみるのも貴重な体験が得られる。

まとめ

ハンモック泊の装備は、基本セットをもとに季節に合わせて防寒装備や蚊帳を付け足す。やってみると、意外と簡単にハンモック泊ができる。

K15

この記事が「ハンモックを始めたい人やハンモック泊の装備を参考にしたい人」の参考になれば嬉しい!

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