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厳冬期雪中ハンモック泊「−10℃の寒さリアル体験で得た知識」

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K15
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気温−10℃、雪が降り積もる中、ハンモック泊をしてきた。そこで、得られた体験によって、次回はさらに過ごしやすくなりそうだ!

本記事を読めば「雪中ハンモック泊のどういうところに気をつければいいのか」参考になるはず!

目次

雪中野営の状況

2月上旬、雪が降り積もったキャンプサイトには、テントがちらほら立っている。テントからは、薪ストーブの煙突が出ており、モクモクと白煙が上がっている。

キャンプ場のほとんどのテントが、薪ストーブや石油ストーブなどの暖房器具を使っている。

「暖かそうだな」と思いながら、僕はハンモックを張る。薪ストーブを使ったキャンプも楽しいが、暖房器具に頼らず自分の持っている知識と技術を活かして、寒さを凌ぎたい。

メンバーは「キャンプ経験豊富な友人」と「初ハンモック泊の友人」(初めてのハンモック泊が雪中って…)。

空は曇っており、思いのほか風が強くて、顔が痛い。

さて、どんなハンモック泊になるのだろうか。不安と好奇心が交じり合う。

防寒、防風、濡れ対策が重要

雪中ハンモック泊(キャンプ)は、「防寒」「防風」「濡れ」対策が極めて重要!

実際に雪中ハンモック泊をやって気づいた反省点を紹介。次に活かして、もっとハンモック泊を楽しむぞ!

手袋を外さずに作業がしたい

まず、ハンモックやタープを張る時に手がかじかんで、思うように動かない。4mmのパラコードを結ぶにも、手袋がごわついて結びにくい。たまらず、手袋を外すと手先が痛くなり、赤くなる。

使っていたインナーグローブは、防風性がなく風の冷たさを感じる。グローブをテムレス02winterに変えると、暖かく操作性がいいので重宝した!

この日は、焚き火の薪割りもこのグローブで行った!

今回の反省点
  • 手袋を外さず設営する
  • ロープワークは事前に済ませておく

タープを張る際は、事前に(家で)ループにロープをつけておくと、スムーズに設営できる。細かい手作業を少なくして、設営の時間を短縮したい!

靴は防水性と保温性がある物を準備する

積雪の中を歩く、それは氷の中に足を突っ込んでいる状態。靴は、防水性と保温性があるものを準備しよう。

僕は、ワークマンで買った防水フェストブーツに厚手のメリノウール靴下を履いていたが、足先が寒くて痛くなった。

やはり防水性に加えて、保温性のある靴を準備したい。

初ハンモック泊の友人は「靴下を2枚履き」していた。これは、血流が滞り冷えを感じやすくなってしまうのでNG。

僕らが助かったのは、貼るカイロ。足にカイロを貼って保温した。靴は防水性と保温性のあるものを選ぶ!

手足の冷え対策

雪中ハンモック泊を振り返ると、体が寒いというよりは、手足が寒くて痛かった。

では、末端の冷えを防止する為には、どうすればいいのだろうか。

手足の冷えを防止する方法
  • 手足を保温する
  • 血流をよくする
  • 体の内側から温める

まず、手足を保温しよう。「防風性」「防水性」「保温性」があるグローブを装着する。足は、厚手のメリノウールの靴下を履こう!

次に、血流を良くすることで、冷えを防止したい。手先や足先を動かして血流を促進する。水分とエネルギーを補給するのも効果的!水分を取ることを控えてしまうと、血流が滞り末端の冷えを感じやすくなる。また、エネルギーは熱を生み出すために必要!

シューズやグローブのサイズがきついと、血流が滞ってしまうので注意しよう!

最後に、体の内側から温める。ホットココアなどの温かい飲み物、ご飯などの炭水化物、チーズなどの脂質、肉や魚などのタンパク質を摂取して、体の内側から温めよう。

K15
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僕が出来ていなかったのは、「水分」と「エネルギー」の補給。キャンプに夢中になっていると、これらを後回しにしてしまう。今回の反省点だね。

風と濡れに強いウエアを必ず持つ

初ハンモック泊の友人は、ウエアの準備不足で、「寒い寒い」と嘆いていた。

友人が着ていたアウターレイヤー(一番外に着る物)は、濡れに弱く、風を通してしまうものだった。

これでは、ミドルウエア(フリースなど)で保温された暖気が冷たい風によって、吹き飛ばされてしまう。

雪中ハンモック泊では、アウターレイヤーに防風、防水性のあるレインウエアを使う!蒸れを軽減する透湿性があると尚いいが、車でいくキャンプなら活動量が少ないので安いレインウエアで十分。

ダウンでぬくぬく過ごせる

僕は、「ダウンジャケット」と「ダウンパンツ」を着ていたので、気温−10℃でも体の寒さを感じずに過ごせた!

ダウンジャケットは、モンベルの「スペリオダウンジャケット」。これに「フリース」「レインウエア」を組み合わせれば十分に保温できる!

ダウンパンツは、ネイチャーハイクを使っている。安くて保温力があるので、使いやすい!雪中ハンモック泊では、ダウンジャケットとダウンパンツを持っていくことをおすすめする!

コスパに優れるダウンパンツを比較した記事があるので、少しでも参考になれば嬉しい!

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やっぱりバラクラバが便利

バラクラバは、いわゆる目出し帽。頭や耳、顔、首を保温できるので雪山で重宝する。僕が使っているのは、モンベル スーパーメリノウールバラクラバ

キツすぎることなく、顔にフィットする。−10℃ともなると、寝るときに顔が寒くて辛い。そんな時も鼻まで覆えるので寝やすい!

寝袋の保温力が足りない

ナンガSTD600(コンフォート温度−1℃)の寝袋に、アンダーウエアだけで寝ていた友人は、「寒くて眠れなかった」という。

コンフォート温度−6℃の寝袋に、ダウンジャケット、ダウンパンツを着ていた僕は、ポカポカして暖かく過ごせた。

K15
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アンダーウエアだけで寝るのは気持ちがいいが、寒くて眠れないなら苦痛だ。ダウンを着込む方が暖かく寝られる!

寝袋の保温力が足りないとき、どうすればいいのか整理しておこう!

寝袋の保温力が足りない時の対策
  • 手持ちのウエアを着る
  • レインウエアをかける
  • 寝袋に入ったまま足をバックパックに入れる
  • エマージェンシーブランケットで寝袋を包む
  • 湯たんぽを入れる

寝袋の保温力を高めるテクニックについて、過去の記事で紹介しているので、参考にして欲しい。

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雪中ハンモックで寝る技術

今回の雪中ハンモック泊は、風が強くてしんどかった。

しかし、貴重な体験を得られたと思っている。今回の反省を活かせば、ハンモックで寝る技術が向上する。

風除けのある平坦な場所に設営する

ハンモックを張るとき、ロケーションがいいところを選んでしまう。

今回は、川が感じられるところに張る。当然、風が吹き込み、タープがバタバタと音をたてる。風にあおられた木が揺れるので、ハンモックに乗っている僕も揺れてしまう。

「しまった…。またしてもロケーションを優先してしまった。風がうるさくて寝られない…。」

やはり、傾斜がなく風除けのある平坦な場所が過ごしやすい。風を除けられない場所では、ショベルでスノーブロックを切り出し、風上に積み上げる。

ロープは、強度のあるものを使う

僕は、タープの設営にブッシュメン ウルトラライトテンションコードを使った。これは、ロープの末端にプラスチックのラインロックがついているので、簡単に張り調整が行えるもの。

しかし、風が強くてフックが外れた…。「最初から4mmのパラコードで設営していれば良かった。」

それに、雪の重さに耐えられるのか心配だ。

雪中ハンモックで使うロープは、強度があるものを使う。

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タープを低めに張る

ハンモック泊は、自然を感じながら寝られるが、風や雨の影響を受けやすい。

この日は、特に風が強くて、タープの隙間から風がビュンビュン吹き付ける。

タープは、開放的に張っていた。なぜならハンモックに乗りながら、友人たちと談笑するためだ。

寝るときにタープをクローズしたり、低めに張り直せばよかったが、面倒くさくて開放的なまま寝た。

やはり、タープは、低めに張って耐候性を高めておく方が安心して寝られる。

シュラフカバーで雪と風を凌ぐ

タープの隙間からは、風と雪がシェルター内に入ってくる。油断しているとハンモックに、雪が付着する。寝床の濡れは良くない。

ダウンの寝袋が濡れると保温性を損なう。そこで、活躍するのがシュラフカバー。

僕は、SOLエスケープヴィヴィを使って、風と雪を凌いだ。このシュラフカバーは、アルミが装着されており、体から発する熱を反射する。

結露がしやすいと言われているが、不快感は感じなかった。(結露は凍っていた)

アンダーキルトとマットを併用する

ハンモックは、宙吊りの状態なので、背中の冷えを防止する必要がある。

背中の冷えを防止するには、アンダーキルトかマットを使う。

背中の冷えを防止する方法
  • アンダーキルト:いわゆる敷布団。中綿の入った布団をハンモックの外側につける。
  • マット:テント泊でお馴染みのもの。ハンモック用に作られたエアーマットも売られている。

この日は気温が−10℃であり、風も強い。アンダーキルトだけでは、冷気を防げなかった。

そこで、「サーマレスト Zライトソル」と併用して使う。完全に冷気は遮断されて、暖かく過ごせる!

アンダーキルトだけに頼らなくてもいい、もし寒さを感じる場合は、マットと併用しよう。

ギアスリングが便利だ

ハンモック泊は、荷物の置き場に困る。雪中であれば、濡れも気を付けないといけない。そこで、活躍するのがギアスリング!

これは、荷物を置くための小さなハンモックで、宙吊りなので荷物が濡れない。僕は「バックパック」や「小物」を置いてた。

「あれ、ヘッドライトどこ行った?」「携帯どこ行った?」

ギアスリングに全てを置いていると、小物の管理がしづらい。

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小物入れに便利なカモック リッジラインオーガナイザーをなんで持って来なかったんだろう。こんな時に限って忘れてしまう。

また、防水シートの上に焚き火道具を置いていたが、雪が付着して濡れてしまう。雪中ハンモックは、いろんなものを吊り下げる工夫が必要だな。

「ギアスリングの使い方」は、過去の記事で紹介しているので参考にしてほしい!

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積雪量が多い場合はショベルがいる

積雪量が多い場合は、ショベルがいる。今回の雪中ハンモック泊では、ショベルを車に積んでいたが、使うほどの積雪量でなかった。

ショベルは、T型よりもD型が使いやすい。しかし、コンパクトなのはT型!万一に備えて、車に積んでおこう。

雪中の焚き火の技術

地面には、土ではなく雪があり、焚き火がしづらい。今回の反省を活かして、もっと快適に焚き火がしたい!

焚き火台の傾きに注意

フカフカの雪の上で焚き火をしようにも、焚き火台が不安定で危ない。

焚き火をしていると、輻射熱で雪が溶け焚き火台が傾いてくる。

「どうすれば、雪の中でも焚き火ができるのか」

雪中の焚き火
  • 雪を踏み固めて整地する
  • 雪を掘り地面を露出させる
  • シートを使って安定させる

これらを実践してみて、リベンジしてみよう!

着火剤が必要

雪が付着した小枝になかなか火がつかない。そして、気温が低いのでライターが使えない。

「マッチを使うにも熱量が小さくて、燃え上がらない。樺の木や杉の木がないし、麻紐も忘れた。どうしよう。」

そんな時、自作した着火剤を持っていることに気づく。

自作した着火剤はこちら。

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雪中キャンプで着火剤のありがたさに気づく!そして、やはりマッチは万能なので、防水ケースに入れて持ち歩こう!

風防がいる

今回は、ウッドストーブを使った。一般的な焚き火台に比べて、燃焼効率がよく火力が高い。

しかし、「薪の消費が激しい」というデメリットがある。この日は、風が強くて、酸素がどんどんウッドストーブに入っていくので、すぐに燃え尽きる。

ケトルにも熱がうまく伝わらず、お湯がなかなか湧かない。ウッドストーブには風防いるね。

タープの下で焚き火をする

タープの下で焚き火をすると、暖かい空気がこもるので暖かく過ごせる。

ハンモックに乗りながら、焚き火を眺め暖をとる。見渡せば、一面に白銀の世界が広がる。最高以上の言葉が欲しい!

足の冷えにはテントシューズ

「雪中ハンモック泊で何が一番辛いですか」と聞かれたら、トイレと答える。

靴が冷えていて履くのが辛い。寝袋に出入りするのが面倒くさい。

靴に履き替えるのも手間だから、テントシューズのまま歩いて用を足す。テントシューズについた雪はブラシで落とせばいい。

イスカであれば、足裏に滑り止めがあり安全だ。

雪中での食事技術

雪中での食事は、思ったよりも楽しめなかった。水が凍ったり、料理がすぐに冷えて、満足いかない。

では、どのような対策をすればいいのだろうか。

料理を冷やさない工夫を

「料理がすぐに冷えて、いつもより美味しくない。冷えない工夫をしないといけない。」

料理を冷やさない工夫
  • 冷えにくい鍋や汁物にする
  • 保温ケースを使う
  • 冷えにくい器にする

雪中では「煮込みながら食べられる鍋が一番いい」と感じた。体の内側から温まるし、冷えにくいので美味しく食べられる。

フライパンで焼いた肉にチーズを乗せたが、溶けたはずのチーズが冷えて固くなってしまう。冷めにくく、体が温まる鍋がいい!

それから、保温ケースも次回は持っていきたい。「温かい料理が温かいままで食べられるのは、幸せなことなんだ」と学んだ。

水が凍る問題の解決策

ペットボトルに入れていた水がカチコチに凍っている。寝袋の近くに置いていたものも半分凍っている。これでは、料理ができない。

「水が凍る問題を解決したい。」

水が凍る問題解決策
  • ケトルに水を入れておく
  • 保温ボトルに水を入れておく
  • 湯たんぽにして寝袋に入れておく

やはり雪中キャンプでは、保温ボトルがあるといい。いつでも暖かい飲み物が飲めるし、雪にかければ水が作れる!

ナルゲンボトルやペットボトルにお湯を入れて、湯たんぽが作れる。寝袋の中に入れたら暖かいし、水が凍らない!一石二鳥だよ!

どんな時に凍傷になるのか

「足先が冷えて痛い。凍傷になるかもしれない。」

なかなか温まらない足先に不安を感じる。そもそも、凍傷について無知だ。これでは、冬のアウトドアを安全に楽しめない。

では、一体どんな症状が出るのだろうか。

第Ⅰ度皮膚が痒くなったり、赤く腫れたりする
第Ⅱ度皮膚の感覚がなくなり、水疱が生じてくる
第Ⅲ度皮膚が壊死して白くなり、のちにどす黒く変色する
第Ⅳ度指先などが脱落する
【凍傷障害の程度】

第Ⅱ度以下の凍傷は、洗面器やコッヘルに40℃のお湯を用意し、30分以上温める。水疱ができた場合は、症状が悪化するので破ってはいけない。

次回のハンモック泊で準備したいもの

今回の雪中ハンモック泊での反省を活かして、次はもっと快適に過ごしたい。次回の為に、準備するものをまとめておく。

次回の雪中ハンモック泊で準備したいもの
  • 軽量なショベル
  • 雪を落とすブラシ
  • 焚き火台の風防
  • 水筒の保温カバー
  • クッカーの保温ケース
  • 木の器
  • ココア
  • 竹ペグ
  • カモック リッジラインオーガナイザー

ハンモック泊の装備については、過去の記事を参考にしてほしい。

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最後に

雪中ハンモック泊の魅力は、「雪景色の美しさを感じながら寝ること」。

そこには、「気温の低さ」「風」「濡れ」などのリスクがあり、いろんなスキルが求められる。

僕は、寒さを越える「景色の美しさ」「自然の空気」を全身で感じたい。そのために、スキルを磨く。経験から得られる失敗を無駄にしない。

そして、自身のスキルを磨き「誰かの癒し」に貢献したい。雪中ハンモック泊をしてみたい人の参考になれば嬉しい!

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