こんにちは、K15です(@K15Life)!

「ハンモック泊にチャレンジしたいけど、タープの張り方がわからなくて困っている」そんな人に教えます!わかりやすいタープの張り方を!
今この瞬間、キャンプ場でタープの張り方がわからず困っている人は、目次から「ハンモック泊のタープの張り方」へ飛んでね!
サイズは3m×2mで事足りる
ハンモック泊のタープのサイズは「3m×2m」でちょうどいい。
僕はこれまで「4m×4m」「3m×3m」「3m×2m」を使ってきた。一辺が4mだと、大きすぎてスペースを持て余す。



収納サイズも大きくて、バックパックの中で嵩張ってしまう。
「3m×3m」であれば、リビングスペースを確保でき、耐候性が高くて使いやすい。しかし、僕はハンモックをチェアとしても使うので「3m×3m」だとスペースを持て余す。


「3m×2m」であれば、雨や風を凌げる必要最小限のスペースを確保できる。
- 「3m×2m」はミニマムなスタイル重視の人
- 「3m×3m」はリビングスペースが欲しい人
- 「4m×4m」はデカすぎ…
ハンモック用のタープもある
前述した「正方形タープ」「長方形タープ」以外にもハンモック用に開発されたタープがある。
- 設営しやすいヘキサタープ
- 横雨や横風に強いクローズできるタープ
まず、代表的なタープは、設営しやすいヘキサタープ。6点で張るので、初心者でも張りやすく、雨や風にも強い。eno「プロフライレインタープ」などがある。
次に、両端のパネルをクローズできるタープがある。横風をしっかり防ぐので、秋から冬に活躍する。ハミングバード「ペリカン レインタープ」などがある。



ハンモック用のタープはそこそこ価額が高いので、まずは手持ちのタープで遊んでみよう!
おすすめはアクアクエストタープ
僕が使っているタープは「アクアクエストタープ」。
「DDタープ」や「ブッシュメン サーモタープ」を使ってきたけど、アクアクエストが1番使いやすい。


生地が伸びにくいので保水しにくいし、強い雨をしっかり防いでくれるからだ。アクアクエストから「ハンモック用のヘキサタープが出ないかな」と密かに期待している(色は赤がいいな)。


ハンモック泊のタープの張り方
さて、本題である「ハンモックのタープの張り方」について見ていこう!
「ロープワーク」「アレンジ張り」「枝を使ったタープ設営」について紹介しているので参考になるはず!
誰でもできるロープワーク
ハンモックのタープを張るために必要なロープワークは「3つ」。
- ブレイクスヒッチ:ロープのテンションを調整
- プルージックヒッチ:ロープでタープを吊り下げる
- エバンスノット:ロープとタープを接続


これら3つのロープワークについて、過去の記事でまとめているので参考にして欲しい!


タープ設営の手順
前項でロープワークを理解した。では、どのような手順でタープを張っていけばいいのだろうか。基本の張り方「Aフレーム」の手順を紹介。
- 木の間にメインロープ(リッジライン)を張る
- タープの中間にあるループをプルージックでメインロープに固定
- タープの四隅をロープで引っ張りペグダウン


慣れたら、数分でセットアップ可能。しかし、Aフレームのままだと、ハンモックを出入りするのに人の動きを妨げてしまう。その問題を解決する「テクニック」を次の項で見ていこう!
枝を使えば過ごしやすくなる
ハンモックは、枝やポールを使ってタープを跳ね上げると過ごしやすくなる。


掲載している画像では、タープの前方2箇所に落ちている枝を使い、リビングスペースを確保している。
ロープと枝の固定は、クローブヒッチ(巻き結び)を使うとズレにくい!
僕は、SOOMLOOMの安い伸縮式ポールを使っている。
アレンジを加えてみよう
枝やポールを使ってタープを跳ね上げできたら、アレンジを加えてみよう!
中央跳ね上げスタイル



僕がよくする張り方は、タープの中央を跳ね上げたスタイル。


必要最小限の跳ね上げのため、横雨や風を防ぎながら人の動きを確保できる。タープの張り方に迷ったら、とりあえずこれをやっておけば間違いない。
風や雨が強まり吹き込む場合は、中央のポールを外して「Aフレーム」に移行しよう!
片側跳ね上げたスタイル
次に紹介するのは、片側のみ跳ね上げたスタイル。


風向きなどの環境に応じて、タープの跳ね上げる向きを調整すると過ごしやすくなる。
風が強いと寒いからね。風対策は重要だよ。
ウイング張り
次は、タープを対角線上で張ったスタイル。(ウイング)


横長いハンモックを雨から守る。3m×3mのタープだと、木の間隔を長くしないと張れないことがあるので注意しよう。



ペグダウンするとこが2ヶ所なので簡単に設営できる!
Aフレーム拡張型
次は、周りの立木を使った拡張スタイル。


ベースはAフレーム張りだが、立木にロープを固定してタープを引っ張ることで拡張している。頭上が広くなるので、動きやすくなる。
僕は、常に周りにあるもので、何か出来ないか考えている。立木を使えば、ポールが要らない。石を使えば、ペグが要らない。
最後に
自然の中で、ハンモックで揺られて過ごすのは、とても気持ちがいい。週末の癒しは、ハンモックだ。
タープの張り方を覚えたら、ハンモック泊にチャレンジしてみよう。究極の癒しを得て、自分を取り戻そう!
「森羅万象が先生である。僕達は自然の一部だ。嫌なこともあれば楽しいこともある。ハンモックに揺られながら、あるがままにしていればいい。」



ハンモックに乗って、ボーッと自然を眺めてみませんか。ハンモックで癒されたい人の参考になれば嬉しいな!





