こんにちは、K15です(@K15Life)!
僕はアクアクエストのタープ「サファリ」を持っている。アクアクエストタープは4種類あるので、種類選びに結構時間を要した。そこで今回、わかりやすく4種類のタープを解説をしていく。

DDタープも持っているで、アクアクエストとの違いも紹介する。ガイドも購入したよ!
アクアクエストのタープの種類


アクアクエストタープは「ガイド」「サファリ」「ディフェンダー」「サバイバー」の4種類がある
アクアクエストタープが気になり、アマゾンで購入の検討をしても商品説明欄は非常にわかりにくい。公式サイトと見比べても言っている事が違ったりする。
タープの種類一覧表


僕はアクアクエスト公式サイトで4種類のタープを調べ、それぞれのスペックを一覧表にまとめた。
タープの名前 | 色 | サイズ | 糸の太さ | 重さ | 耐水圧 |
---|---|---|---|---|---|
サバイバー | ・オレンジ | 3×3 4.5×4.5 | 70D | 約816g | 不明 |
ガイド | ・オリーブ ・グリーン ・グレー | 3×2 3×3 3×4 4×6 | 40D | 約544g | 5,000mm |
サファリ | ・オリーブ ・カモフラ ・グリーン ・グレー ・トゥルートレイン ・ボルダー | 3×2 3×3 3×4 4×6 | 70D | 約726g | 5,000mm |
ディフェンダー | ・オリーブ ・カモフラ ・グリーン ・グレー ・トゥルートレイン ・ボルダー | 3×2 3×3 3×4 4.5×4.5 4×6 | 70D | 約1,496g | 20,000mm |
2022年には新色「グレー」「トゥルートレイン」「ボルダー」が追加!ボルダーカッコイイね!
コーティングの違い


アクアクエストタープの中でも非常に人気なディフェンダーのみ、TPUコーティングがされていて生地の厚みや防水性が高くなっている。
耐水圧は驚異の20,000mm。その反面、タープとしては重くなっている。


その他の「ガイド」「サファリ」「サバイバル」タープはPUコーティングとシリコンコーティングがされていて、生地の強度や防水性を高めている。
耐水圧は5000mmだが、一般的に1500mmあれば十分だと言われている。



PUコーティングはポリウレタンコーティングの事で防水性を高めるコーティングとしては最もスタンダード。シリコンコーティングはシリコンを繊維に染み込ませている為、PUコーティングよりも防水性と生地の強度が上がる。


耐水圧が高いとデメリットがある。
それは空気や湿気を通さないので結露が発生しやすい。タープであれば風が入ってくるので気にしなくても良いが、フルクローズするスタイルの時は結露が発生しやすくなる。それから生地が厚くなるので重くなる。
- ディフェンダー:TPUコーティング
- ガイド、サファリ、サバイバル:PUコーティングとシリコンコーティング
生地厚の違い


デニールとは糸の太さを表す単位。数字が上がれば生地が厚くなり、強度が上がる。
一方、重量は重くなり、収納サイズは大きくなってしまう。「サファリ」「ディフェンダー」「サバイバル」は70D(デニール)。「ガイド」のみ40Dとなっており、生地の強度は他に劣るが糸が細いので最も軽い。



70D(同じ糸の太さ)でも重量が異なるのは、前述した通りコーティングの違いによるもの。
サイズの違い


アクアクエストタープは豊富なサイズを揃えている。サイズ選びでもどれにしようか悩むはずだ。
僕の使用感を紹介すると、ソロキャンプなら3×3で十分だ。3×2でも十分だと言う熟練者もいる。大きくなればなるほど、風の抵抗を受けることも考えておきたい。



DDタープでは広くて快適とされる4×4を選んだが、実際にはオーバースペックだった。スペースを持て余して、なんだか寂しくなった。それに、張るスペースも大きく確保しなければならない。
各種特徴のまとめ


色々書いてきたので、混乱してきたかもしれない。ここで、アクアクエストタープ4種類の特徴をまとめておく。
タープの名前 | タープの特徴 |
---|---|
サバイバー | オレンジ色、リフレクターで視認性が良い |
ガイド | 糸の太さが細くて軽く、収納サイズがコンパクト |
サファリ | ガイドとディフェンダーの中間モデル |
ディフェンダー | TPUコーティングで生地が厚く、強度が高い。重いのがデメリット |



軽量性を重視するなら、ガイド。丈夫なタープを求めるならディフェンダー。ある程度の強度と軽量性を選ぶならサファリ。とにかく目立ちたい方はサバイバー。
アクアクエスト「サファリ」購入レビュー
サファリを使っている僕のレビューを紹介する。何故このタープを選んだのか、使用感はどうなのか、DDタープとの違いは何なのか、これらを後述していく。
サファリを選んだ理由


アクアクエストを選んだ理由は生地の強度に定評があるからだ。
サファリを選んだ理由はディフェンダーだと重くなるし、ガイドだと生地の強度が落ちる。サファリはある程度の強度と軽量性があるので僕のニーズにマッチした。



色はカモフラと迷ったが、シンプルなオリーブを選択。遮光性は問題ないと感じた。ちなみに色が濃いければ必然的に遮光性は高くなる。
使用感


僕だけなのかもしれないが、タープを広げた時に匂いが良かった。DDタープにはない良い香りだった。(すぐに焚き火臭くなったが…)
サファリでも生地はしっかりしていると感じた。ループもたくさんあり、タープ泊をするので満足している。収納ケースにもある程度のクリアランス(隙間)があるので、収納時も苦労することがない。



アクアクエストは防水タープなので、雨天でのキャンプが楽しみだ。(伸びにくいので雨漏れしにくいよ!)
DDタープとの違い


アクアクエストタープサファリ3×3とDDタープ3×3との比較をしていく。
タープの名前 | 生地 | 重量 | 耐水圧 |
---|---|---|---|
アクアクエストサファリ | 70Dナイロン | 約726g | 5000mm |
DDタープ | 190Tポリエステル | 約790g | 3000mm |
アクアクエストタープサファリはDDタープに比べてコンパクトになる。DDタープのコーティング方法は、海外の公式サイトを調べたが不明だった。
耐水圧から考察すると、コーティングはアクアクエストの方が厚いようだ。しかしアクアクエストタープはナイロン生地を使用しているので軽い。つまりスペックはアクアクエストタープの方が良い。
ナイロン生地はポリエステル生地より軽くてコストが上がる。
190Tの「T」はタフタを意味する。数字は1平方インチ内に何本の糸があるのか表している。
数字が大きいほど密度が高い。DDタープに使用されている糸の太さは不明なのが残念である。(誰か教えて)




DDタープは各ループに補強された生地があり、木やトレッキングポールを当てて支柱とする事が出来る。
アクアクエストタープには無いが、DDタープのようにループがたくさんついており、様々なアレンジ張りが楽しめる。僕は補強されたポイントは無くても良い。



生地を触った感じの違いははっきりとわからないが、DDタープよりアクアクエストの方が好き。ナイロン生地で生地の強度もあるからだ。
いろんな張り方が楽しめる
アクアクエストは、ループがたくさんあるので、いろんな張り方が楽しめる。これまでにいろんな張り方を試したので、参考にして欲しい!


ガイドも購入
実は、ガイドも購入した!なぜなら、徒歩キャンプを始めたので、タープの軽量化がしたいからだ。


他のメーカーからは、アクアクエスト(ガイド)よりも軽量なタープが販売されているが、軽い分強度が劣ってしまう。


最後に
アクアクエストのタープ選びの参考になっただろうか。
一人でも参考になったと思ってくれたら、僕は嬉しい。アクアクエストタープは、皆さんの口コミにあるように評価が高いタープだ。豊富な種類から自分のニーズに合ったタープを見つけよう。きっと今よりもキャンプが楽しくなるはずだ。
では、読者の皆さん!
素敵なタープLIFEを!!





