こんにちは、K15です(@K15Life)!
キャンプでの荷物の軽量化を進めており、モスキートネット付きで、ウルトラライトなハンモックが欲しくなった。購入したのは、ブッシュメンの新作ハンモック「VAGABOND(バガボンド)」。
「何故、このハンモックを選んだのか、使ってみてどうだったのか」ざっくり紹介しよう。
バガボンド(VAGABOND)を選んだ理由
バガボンドを選んだ理由は主に3つある。
- 付属品が充実でお得
- フルサイズで快適なのに軽い
- ハンモック単体で使える
お得なハンモックセット
ブッシュメンが販売するウルトラライトハンモックの価額は、14,080円(税込)。
バガボンドは「ウルトラライトハンモック」と「モスキートネット」、「カラビナ」、「ツリーハガー」が1セットになっていて、価額は18,480円(税込)。
価額的にもお得だと感じた!
フルサイズハンモックなのに軽量
バガボンドに使用されているウルトラライトハンモックは、全長300×145cmとフルサイズとなっている為、ハンモック泊でもストレスなく寝られる。ハンモック単体では150g、モスキートネット、ツリーハガー、カラビナを合わせても500gと軽量。
荷物の軽量化を進めたい僕にとって、すごく魅力的なハンモックとなっている。
モスキートネットが外せる
冬場のキャンプを楽しむ際、ハンモックのモスキートネットは必要ない。バガボンドはモスキートネットが完全に外せる為、ハンモック単体で使える。
荷物が多くなる冬場において、不必要なモスキートネットを持って行かずに済むのは嬉しい。
またハンモックを単体で使い、開放感を感じたいシーンにおいても重宝する。画像のようにモスキートネットを片側に寄せておくことも可能となっている。
バガボンドの使用レビュー
さて、実際にバガボンドを使ってみると、良かった点、心配や不安な点などの気づきを得る事ができる。バガボンドを使ってみた僕の気づきを紹介しよう。
ツリーハガーが短くて残念
まず設営時に残念だと思った点がある。それは、付属のツリーハガーが短く、太い木には巻き付けられないという事。また木の間隔が長いと、ハンモックが届かない。
この問題点を解決する為には、「長めのツリーハガーを使う」、「ウーピースリングを使う」という二つの選択がある。
僕はウーピースリングの方が設営が効率的になる為、ウーピースリングを付けようと思っている。
今(2021/9/15)となっては、コクーン ハンモックストラップULを愛用している。軽くて、シンプルで使いやすいよ。
ブッシュメンならではのモスキートネットが良い
バガボンドを初めて設営した時、モスキートネットは、「やはりジップタイプが良いな」と思っていた。ジップタイプの方が、ハンモックへ入り易いし、ジッパーを開閉するだけで良い為利便性がある。
一方バガボンドは、ジッパー機能がなく、コードストッパーを締めたり緩めたりして、出入りする。
ハンモックへ入り難いし、どれくらいコードストッパーを締め上げればハンモックに密着するのかわからない。本当にこれで蚊の侵入を防いでくれるのか心配になった。(画像の状態は、コードストッパーが締めたらず、隙間がある為ダメな例)
実際に蚊がブンブン飛んでいる山の中で設営してみたが、ブーンと羽の音が聞こえるだけで、蚊は侵入してこなかった。
新しい事をしようとすれば、必ず抵抗が出てきて慣れていたやり方の方が居心地が良かったりする。しかし、新しいやり方を否定していては、新たな気づきは得られない。
バガボンドを数回使うと、モスキートネットの調整に慣れてきて、むしろジップタイプよりこだわりを感じてきて好きになった。そんなに出入りも手間だと思わなくなった。何かにこだわりを持っている物に心を動かされる。
破れないか心配だった
初めてのウルトラライトハンモックの為、生地の薄さから破れて落ちないか心配になった。
amazonのレビューでは、4回使用して裂けてしまったとある。amazonレビューはヤラセもある為、鵜呑みにしてはいけないのだが、裂けないか気になっていた。
乗った瞬間は心配にはなったが、数回乗れば慣れてきて安心感を得る。心地いい風が吹くと寝落ちしてしまうくらいの気持ち良さだ。
初めてウルトラライトハンモックに乗る時は、僕のように心配となるかもしれないが、慣れてしまえば何ら問題なく使える。
快適な寝心地
twitterでフォローをさせてもらっている方が、バガボンドを使っていて「快適だよ」と事前に教えてくれた。
DDハンモックに比べると、通気性が良く、暑さが辛い夏では涼しく過ごせる。通気性が良いと寒さが気になるが、アンダーキルトを使う為問題なし。
バガボンドはフルサイズハンモックの為、横寝がしやすく寝心地も良かった。
設営の仕方
バガボンドの設営の仕方がわかりにくい為、僕なりの設営の仕方を紹介する。
ツリーハガーを木に巻く
まず、木の間が4〜5mくらいの木にツリーハンガーを巻き付ける。付属のツリーハガーは短く、太い木だと長さが足りなくなる為注意が必要。大体いつも地面から170cmくらいの高さの所に巻き付けている。
ツリーハガーにカラビナにつける
ツリーハガーにカラビナをつけ、ハンモックの片側をカラビナに通す。この時、リッジライン、収納袋を一緒にカラビナに通しておくと、効率的に設営できる。
カラビナにハンモックをつける
片側のカラビナにハンモックを吊るし、収納袋のコードを緩めて、ハンモックを引っ張り出す。こうする事で、ハンモックが地面に接する事なく設営ができる。ハンモックをシュルシュルと引っ張り出す時、とてもワクワクしてしまう。
もう一方のカラビナに取り付ける際も、リッジライン、モスキートネットネットのコードをカラビナに通しておく。
ハンモックにそっと乗ってみる
いよいよハンモックに乗る事ができる。ハンモックにゆっくり乗り、ハンモックの張り具合や高さを確認する。簡単に高さ調整が行えるウーピースリングがあれば効率的だ。
モスキートネットのコードストッパーを緩めて入る
モスキートネットのコードストッパーを緩めて、ハンモックに入る。
あらかじめコードストッパーが緩んでいれば、そのまま入る事ができる。コードストッパーは前後に1つづつあり、乗り込まない反対側のコードストッパーは、乗る前にある程度締めていると効率的。
リッジラインでモスキートネットの高さ調整を行う
ハンモックに乗ったら、リッジラインのコードストッパーを調整し、モスキートネットを好みの高さに調整しよう。
設営時のポイント
モスキートネットを使うシーズンでは、リッジラインを収納袋から出しておくと良い。ハンモックのロープ、リッジラインをまとめてカラビナに通すことができ、設営が早くなる。
モスキートネットはカラビナに通しておくと、シワになり難い。
バガボンドのモスキートネットが他のハンモックで使える
なんと、バガボンドハンモックのモスキートネットが単体で発売。理由は、好評となっている為。
ジッパーがないので、軽量となっており、コードを締めるだけで隙間がなくなるので、意外と利便性も高い。それに、ブッシュマンハンモックZENにも使える。
僕は、単体でモスキートネットを買う必要がない。なぜならバガボンドハンモックを持っているからだ。
バガボンドハンモックのモスキートネットを他のハンモックで使えるので、凄く重宝している。もうジッパーありのモスキートネットには、戻れない。
サーモタープ3×2と相性がいい
バガボンドハンモックと相性がいいのは、「ブッシュメン サーモタープ3×2」。
サーモタープは、体から発する熱や焚き火の輻射熱を反射する。つまり、一般的なタープよりも暖かく過ごせる。
3×2というサイズは、ハンモック泊にちょうどいい。僕は、ハイスペックで、ジャストサイズなサーモタープを愛用している。
ちなみに、ブッシュメン ウルトラライトテンションコードを使うと「設営がすごく楽」になる!
まとめ
ブッシュメンのこだわりを感じるハンモック「バガボンド」を購入して満足している。軽量で寝心地もよく、人と被りにくい。モスキートネットの仕組みと完全に分離が可能な点がすごく良いし、何よりカッコイイ。
あとは、ウーピースリングがあれば最高なのだが、総評して買って良かったと思っている!