こんにちは、K15です(@K15Life)!

超軽量な焚火台は「ピコグリル85」にお任せあれ。耐久性はイマイチだが、82gという重量は見逃せない。徒歩移動のキャンパー、ハイカーの強い味方になる!
- ピコグリル85の魅力
- ピコグリル85の使用感(レビュー)
- ピコグリル85のデメリット
Picogrill85(ピコグリル85)
僕は、Picogrill85(ピコグリル85)が大好きです!
なぜなら「簡単設営」「超軽量」だからです。1年半使ってきましたが、最高の相棒です!
まずは、次項で特徴をみていきます!
ピコグリル85の特徴
ピコグリル85の特徴は、次のようなものです。
- 82gという驚異の軽さ
- パッと組み立てできるのが嬉しい
- 燃焼効率がいい
- アルコールストーブのゴトクと風防になる
これらを順番に見ていきます。
82gという驚異の軽さ


ピコグリル85の重量は、収納ケース、ゴトク込みで118g。


本体の重量は、わずか82g。組み立てサイズもそれなりにあるので、焚火をしている感じも十分に味わえる。
収納時の厚みは0.4cm。バックパックに入れても嵩張らない。


パッと組み立てできるのが嬉しい


ピコグリル85は、軽い上にパッと組み立てができる。本体の端を手で押していくと、火床が開いてくる。


火床の爪が側面のスリットにハマるように調整すればOK。


ゴトクをセットすれば完成だ。数秒で組み立てできるので、サッと焚火が楽しめる。このアイディアは、惚れポイントだね。


では、収納する時はどうなのだろうか。組み立て時と同じように本体の端を手で押す。火床の爪が外れるので、親指で押し込む。


後は、畳むだけで良い。ほら、簡単に収納できるよ。
燃焼効率が良い


ピコグリル85の下部には、空気を取り込むスリットがあるので、燃焼効率が良い。


あっという間に勢いよく燃えてくれる。お湯もすぐに沸くよ。


丸い開口部は枝を入れやすい。薪の消費が早いので、長めの枝を入れておくと便利だ。薪のサイズは、手の親指の太さくらいが使いやすい。
アルコールストーブのゴトクと風防になる


ピコグリル85は、アルコールストーブのゴトクと風防にもなる。高出力で人気のエバニューチタンアルコールストーブを使ってお湯を沸かしてみよう。
ケトルは、GSIグレイシャーステンレスケトル1.0Lを使用。




アルコールストーブでも約8分でお湯が沸いた。これは使えるぞ。


ピコグリル85のスペック
ピコグリル85のスペックは、次の通りです。
収納サイズ | 約25×16×0.4cm |
組み立てサイズ | 約直径12×14cm |
重量 | 118g(付属品込み) |
素材 | ステンレス |
付属品 | 収納ケース、ゴトク1本 |
素材は、錆びにくいステンレスを使用!
ピコグリル85を1年半使用してみて気づいたこと
ピコグリル85を1年半使用してみて気づいたことを紹介します。
- デメリットは耐久性
- 安定性が乏しく倒れる
- 手軽に焚き火が楽しめる
これらを順番に見ていきましょう。
デメリットは耐久性


軽い上に、素早く組み立て出来る便利な焚火台「ピコグリル85」。でも、当然デメリットもある。薄い分、歪みやすく、火床が千切れる事がある。


一方で、ファイヤーボックスの耐久性はかなり良い。僕も長年愛用している好きな焚火台。ただし、重量は約900gとなり徒歩移動だと辛い。




安定性が乏しく倒れる
ピコグリル85は、安定性が乏しい。
僕は、何度かお湯の沸いたケトルを倒してしまった。フライパンを倒したこともある。



安定性を高めて、快適に焚き火料理したい人は、サミットフォーカス「ミニバーベキューグリルセット」を使おう!


手軽に焚き火が楽しめる
ピコグリル85の好きなところは、次のようなものです。
- 準備と片付けが圧倒的に楽
- 灰になるまでしっかり燃えてくれる
- ULな軽さ
僕は、ズボラなので、キャンプの準備と片付けが苦手です。
でも、ピコグリル85は、準備と片付けが圧倒的に楽なので、すごく気に入っています!
さらに灰になるまでしっかり燃えてくれるので、炭残りが少ないのです。アッシュサックを使えば簡単に片付けできます!


最後に
耐久性は潔く諦めて、その代わりに82gという重量を得た。軽いが、存分に焚火を楽しめる。大きな焚火台、重い焚火台では味わえない経験を得る事ができる。
軽量コンパクトな焚火台でも事足りるを教えてくれた。不自由を常と思えば不足なし。シンプルで軽量な焚火台が愛おしくなってきた。



