こんにちは、K15です(@K15Life)!
友人は、TCタープが気になっている。でもいくつかの不安を持っていた。
- 雨漏りは大丈夫?
- 重くて不便なのでは?
- 幕下で焚き火ができる?
友人と同じように、悩んでいる人がいるかもしれない。TCタープを持っている僕が、その悩みを解消していく。
雨漏りは大丈夫?
TCタープは、化繊に比べて耐水圧がない。コットン混紡生地なので、保水しやすく雨漏りしやすくなる。
TCタープでは、雨の日のキャンプを避けるのが一般的。しかし、天気予報は晴れでも急に雨が降ることがある。
実は、多少の雨なら大丈夫。生地自体は、保水してしまう(湿る)が、雨漏りせずに過ごせる。繊維が膨らみ、目が詰まるからだ。
雨が降ったときは、弛んでしまうので、ガイライン(張り綱)をピンと張ろう。化繊のタープでも、弛んでしまったら雨漏りすることがある。タープの耐候性を引き出すには、ピンと張ることが大事。
タープの張り方も工夫したい。雨が流れやすくなる張り方をしよう。
TCの生地は、撥水加工を施していると雨に強くなる。雨が気になる人は、撥水加工がされているTCタープを選ぼう。
- 化繊に比べて、雨に弱い
- 多少の雨なら大丈夫
- 生地が弛むのでガイラインをピンと張る
- 雨が流れやすくなる張り方をする
- 撥水加工があると雨に強くなる
TCタープは、雨に耐えれるのか心配になるけど、凌げる場合が多い!
重くて不便じゃない?
TCタープは、化繊に比べて重いので持ち運びに苦労する。ファミリーキャンプであれば、持ち運ぶ人数が多いので、多少重くなっても大丈夫。
ソロキャンプは、車やバイク移動であれば問題ない。これが徒歩移動になるときつい。
僕は、ハイキングキャンプをする。未知の世界が知りたくて、自然の奥に入っていきたい。そうなると、荷物の軽量化が必要になってくるので、TCタープの出番がない。
ポールの強度はどれくらい必要?
TCタープは、化繊に比べ重いので、ポールの強度が高い方がいい。メインポールは、直径28mm以上のポールを使いたい。
タープ下で焚き火ができる?
TCタープは、化繊に比べて熱に強い。結論から言うと、タープ下で焚き火ができる。
雨の日は、化繊のタープ下で焚き火をしているので、TCタープなら尚安心できる。しかし、防炎ではないので、気をつけるべきポイントをおさえておきたい。
- 薪を焚べすぎない
- 近くに可燃物を置かない
- シュラフカバーを使う
- 排煙しやすい張り方をする
- タープと焚き火の距離を近づけない
薪を焚べすぎると炎が強くなり、タープが燃えてしまう可能性があるので、焚べすぎないようにしよう。特に燃焼効率がいいウッドストーブは、炎の勢いが強いので注意が必要。
ソロキャンプでタープ泊をするときは、シュラフ(寝袋)カバーを使おう。火の粉でシュラフに穴が空くのを防げる。
僕の場合は、雨の日のみタープ下で焚き火をする。雨の日であれば、タープが燃えにくくなる。
安いもので大丈夫?
TCタープは、安いもので十分。高いものを選んでしまうと、気兼ねなく使えない。
TCタープは、化繊に比べて耐久性が高いので、ハードに扱える。せっかくのTCタープもビクビクしながら使っていたら、楽しめない。
Fielderという「マニアックな雑誌」でもFIELDOOR スクエアタープTCを使っている。情熱大陸では、「プロキャンパー」がSOOMLOOMを使っていた。
ヘキサタープとレクタタープどっちがいい?
ヘキサタープ(6角形)とレクタタープ(長方形)は、どっちがいいのだろうか。ソロキャンプならレクタタープがいい。
スクエアタープ(正方形)やレクタタープは、アレンジ張りを楽しめる。タープ泊をするときは、環境に応じていろんな張り方ができる。テント前室のリビングとして使う場合にも対応できる。
ファミリーキャンプは、ヘキサタープがいい。シンプルなので設営が早く、誰でも美しく張れるからだ。
- レクタタープは、アレンジ張りが豊富。
- ヘキサタープは、設営が簡単。
- ソロキャンプならレクタタープ。タープ泊がしやすい。
- ファミリーキャンプならヘキサタープ。張りやすい。
まとめ
TCタープに不安を感じているかもしれないが、そんなに身構えなくていい。TCタープは、きっと素晴らしいキャンプを提供してくれる。
- 多少の雨は大丈夫
- 重いけど車やバイク移動なら持ち運べる
- メインポールは、直径28mm以上が目安
- タープ下で焚き火ができる(参考までに)
- 安いタープでOK
- ソロキャンプはレクタやスクエアタープ
- ファミリーキャンプはヘキサタープ