こんにちは、K15です(@K15Life)!
爆売れしているエバニュー チタンマグポット500。僕は、チタンアルコールストーブを持っていなかったので、スタンドDXがセットになった物を買った。
本記事では、どんなスタッキングができるのか、どんな料理ができるのか、どんな燃料が使えるのか、僕の使用事例を紹介する。何か1つでも参考になれば嬉しい。
スタッキングの考察
スタッキングを考えたい。しかし、エバニュー チタンマグポット500ストーブセットはすでに完成されている。チタンマグポットの中には、チタンアルコールストーブとスタンドDXがぴったり入る。
では、その他にどんなスタッキングが出来るのだろうか。
さらなる軽量化には固形燃料
前述のセットに加えて、ナルゲンボトル60mlを収納すれば、アルコール燃料、風防、ゴトクがマグポットの中に全て収まる。
つまり、このセットがあれば、お湯を沸かす事ができる。
更に、軽量化を図りたいのであれば、スタンドDXの代わりにチタンゴトクを使う方法がある。
エバニューには、チタンゴトクTriveTi、チタンゴトク十字ゴトクがある。これらもスタッキング出来るので軽量化に役立つ。
その他には、チタンアルコールストーブをお留守番させ、エスビットなどの固形燃料を持っていくのもあり。とはいえ、固形燃料やアルコールストーブは、風に弱いので風防があった方がいい。
スタンドDXは、アルコール以外にも固形燃料にも対応できる事は知っておこう!
料理を充実させるにはガスバーナー
アルコールストーブは、火力調整が難しい。料理を楽しみたいのであれば、高火力で火力調整が出来るガスバーナーが良い。
チタンマグポット500には、110サイズのガスカートリッジが入る。これにSOTOのウインドマスターをスタッキングする。頭は少し出てしまうが、ヨシとしよう。
スタッキングの前に多用途に使えないか考えよう
色々試して、ぴったりスタッキング出来ると嬉しい。でも余計なものまで持って行ってしまう事に気付く。よく考えれば1つのマグカップで事足りる事も多い。
目的にあった燃料を選び、道具を多用途に活かす知識も大事だ。やらされ感のある勉強はちっとも面白くないが、自分が興味を持っている事は面白い。という事でPEAKSを定期購読しているのは内緒にしてね。
色んな料理を試してみよう
調理法には、煮る、焼く、蒸す、炒める、揚げるがある。チタンマグポット500では、煮る、蒸すができる。
カップラーメンはリフィル
カップヌードルには、携行性に優れるリフィルがある。
このリフィルは、チタンマグポット500に入る。お湯を沸かし、ラーメンを入れて3分待てば完成だ。
味は、普通に美味しい。価額は高いが、携行性に優れるリフィルで自然を楽しむのもあり。
ご飯がすすむ丼
エバニュー バックカントリーアルミポットでご飯を炊こう。炊きたての生米は抜群にうまい。ご飯を蒸らしている間に、チタンマグポット500でお湯を沸かす。レトルトの牛丼、中華丼を温める。
レトルトとはいえ、アルミ鍋で炊いたお米が美味しいので満足度が高い。
アルファ米とスープ
軽量化するなら、アルファ米とフリーズドライを活用しよう。チタンマグポット500でお湯を沸かしてアルファ米に適量を注ぐ。蒸らしている間に、チタンマグポット500にフリーズドライのスープを入れて完成。
使える燃料は3つある
アルコールストーブ用スタンドDXは、アルコール、固体燃料、小枝の3つの燃料が使える。
アルコール燃料
エバニューのチタンアルコールストーブは、燃費が悪いが高出力。外周にも燃焼孔があり、熱せられた内筒でアルコールの気化を促進している。
スタンドDXを使う事により、アルコールストーブの弱点である風を防ぎ、ゴトクの役割も担っている。更に、吸気効率を高め、チムニー効果が期待できるので、アルコールストーブのポテンシャルを最大限に引き出している。
固形燃料
アルコールストーブよりも軽量な固形燃料。スタンドDXを使う場合には、パワープレートを下部にセットし、固形燃料に点火すればいい。
ホームセンターで入手した固形燃料で試してみると、リフィルに必要な330mlの水が約7分で沸騰した。
個体燃料は独特の臭いとススがつくのが残念であるが、最も軽量で扱いが容易だ。
小枝
現地で小枝が拾えて、焚き火が可能なら、最軽量の燃料となる。スタンドDXで小枝を燃焼させてみると、すぐに可燃性のガスを放出し、火がついた。
燃焼効率が高いので高出力となる。その分薪の消費量が早いので、ちまちま焚べないといけない。薪は、親指くらいの太さの小枝が使いやすい。
最後に
エバニュー チタンマグポット500ストーブセットは重宝する。これ1つあれば、お湯を沸かしご飯とスープが食べられる。
そしてこのセットの総重量は、わずか161gだという事も覚えておきたい。登山初心者で体力がない僕には嬉しいスペックだ。さて、今度はどんな料理を作ろうか。
定価は、税込み13,750円。買って後悔する人は少ないはず。