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海外のブッシュクラフターも使っているゼブラ社のビリー缶!ステンレス素材であり、耐久性、蓄熱性が良い。また吊り下げ式のベイルハンドルが備わっており、焚き火料理にぴったりなステンレスポットとなっている。
ゼブラ ビリー缶の特徴
ゼブラ社は、タイの老舗スレンレス加工メーカー。ステンレスの弁当箱は、国内でも人気がある。そして本題のビリー缶は、ブッシュクラフターやキャンパーから人気がある。人気の理由は、焚き火との相性が良いステンレス素材である事、ベイルハンドル式である事、コスパが良い事が挙げられる。
しかし実際に、焚き火での使用となると標準で付いている樹脂クリップをステンレスクリップに付け替えなければならない。樹脂クリップのまま使用してしまうと、焚き火の熱で溶けてしまうからだ。ステンレスクリップは熱に強いのだが、ゼブラ社がオプションで販売しているものではない。
ショップによっては、ビリー缶専用のステンレスクリップを販売している所もあるようだが、これは簡単に自作できる。
サイズは、10cm、12cm、14cm、16cmがある。僕が購入したのは12cm。DUG焚き火缶Sと近いサイズ感でソロでも使いやすい。でもソロメインで使うなら、10cmのサイズがおすすめ。(理由は後述する)
ファイヤーボックスのビリーカンも人気だが、コスパはゼブラの方がいい。ステンレスクリップにする手間があるが、きっと読者の皆さんは手間を楽しむ事ができるはず。
やはり、ステンレスなので重量がある。中皿を外してみても428gだ。しかし、ステンレスはチタンより蓄熱性、熱伝導率が良く、アルミに比べ耐久性が高い。料理上手なのは、ステンレスなのだ。
ステンレスクリップは自作できる!
さて、残念な樹脂クリップを素敵なステンレスクリップにカスタムしていこう。
ステンレスクリップは、ステンレス線を使用。ホームセンターに売られているので入手も容易だ。サイズはノギスで測っても良いが、面倒なら樹脂クリップを外したビリー缶を持っていき、穴に入るのか試してみるといい。
ステンレス線の曲げ方は、YOUTUBEが参考になる。僕もこの人の動画を参考にした。何度か失敗したが、徐々に上達してくる。
上手く完成すると、逆さまにしても蓋が落ちてこない。この瞬間は、胸の鼓動が高まり笑みがこぼれる。自作だからこの感動を味わえるのだ。
スタッキングの事例紹介
ゼブラビリー缶のスタッキングへの要望が多いと思うので、僕の事例を紹介しよう。まず本体には、エバニュー チタンカップ400FDが入る。そこに、ナルゲンボトル30mlを3つを収納。ユニフレームFDスプーンとフォークも入れている。
エバニューのチタンカップは、飲み物に使ったり、小皿として使っている。シェラカップみたいな使い方が出来るので、1つあると便利だ。
ユニフレームのFDカトラリーは、チタン素材でフッ素加工が施されている。コンパクトで軽量、更には汚れが落としやすいという利点がある。
中皿には、エバニュー EBY169ハンドルショートとGSIスパイスミサイルを入れている。つまり調味料とカトラリーを収納している。食材はイスカのソフトクーラーで運搬する。
色んな料理をやってみよう
さて、まず炊飯をしてみよう。研いだお米を水に浸して20分以上給水させよう。その間にハンガーを自作して、焚き火を育てる。強火で一気に加熱しよう。
沸騰したらハンガーの位置を調整し弱火にする。蒸気が少なくなり、おこげの匂いが出てきたら火から離す。そして、蒸らしてふっくらさせる。
蒸らしている間に、おかずを作ろう。今回は、豚と白菜を蒸し焼きにしてポン酢で食べる。
ビリー缶には、ハンドルがないので持ち運びに困る。そこで活躍するのが、エバニューのハンドルショート。
よし、チーズをトッピングして完成だ。米も良い感じに仕上がってる。うますぎて、あっという間に空になった。
次に日を改めてモツ鍋風の豚鍋を作ってみる。(また鍋かよという言葉が聞こえてきそうだ…。)
鍋料理には、プチッと鍋が便利だ。
さて、グツグツ煮込もう。ステンレス素材は、蓄熱性が良いので煮込み料理に最適だ。
ニンニクと唐辛子が効いていて抜群に美味い。次は、おでんを煮込みたい。
まとめ
総評して買ってよかった。高耐久なステンレスポットをガンガン焚き火にかけて、長い間楽しみたいと思う。しかし、サイズは10cmで良かった。12cmだと量が多くて食べきれない。ソロメインで使う人は10cmが良いだろう。
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