こんにちは、K15です(@K15Life)!
ちょっとマニアックな話!「ハンモックのカラビナってどんな種類があるの?」この疑問に、ハンモックを10個持っているハンモッカーが応えよう!
ハンモックカラビナ選びの参考になれば嬉しい!
ハンモック用のカラビナの選び方
カラビナの種類を知る前に、「ハンモック用のカラビナの選び方」を知っておこう!
ハンモックは、中吊りの状態なので、カラビナが体重に耐えきれずに破損してしまうと事故につながるリスクがある。
ハンモックに使うカラビナは、「ハンモック用の強度が高いもの」を選ぶ。アマゾンやダイソーで売られている格安カラビナはやめておこう!(クライミング用もOK)
ハンモック用のカラビナであれば、軽量コンパクトで体重に耐える強度がある!カラビナの種類は、ざっと以下になる。
- アルミニウム:使いやすい
- ソフトカラビナ:ウルトラライト
- 雨対策カラビナ:雨を防止
では、次の項からこれらについて詳しく見ていこう!
アルミニウム素材のカラビナ
アルミニウムは、軽量で強度もあることから、ハンモック用のカラビナに多く取り入れられている。
僕がおすすめするのは、「ダッチウェア」と「カモック」。一般的なアルミニウムカラビナよりもコンパクトで軽量となっている。
ダッチウェア「ダッチビナー」は特に小さく、破断強度が高い。荷物をコンパクトにしたいハイカーから支持されている。しかし、コンパクトなので、ハンモックのスリング(紐)が通しにくい。
太めのスリングを使っている場合は、適さないのでカモック「カンガクロー」のような広めのタイプを使う。
ブッシュメン「ウルトラライトカラビナ」は、紹介したカラビナより少し大きくなるけど、十分に軽量だよ!逆に言えば、非常に使いやすい!
- ダッチウェア「ダッチビナー」:10gと超軽量
- カモック「カンガクロー」:23gでコンパクト
- ブッシュメン「ウルトラライトカラビナ」:21gで使いやすいサイズ
ソフトカラビナ
ソフトカラビナとは、金属ではなく紐で出来たウルトラライトカラビナ!
紐に使われている素材は、ダイニーマという軽くて強度が高いものが使われていることが多い。ウーピースリングでは馴染みの素材だね。
ソフトカラビナを使う利点は、ズバリ軽量化!金属のものより軽量コンパクト!
僕は、「ソフトカラビナを使う楽しさもある」と思っている。金属に頼らず、「紐でハンモックとツリーストラップを接続する」楽しさを味わえるので一番好きなカラビナだ!
ブランドによっては、標準でソフトカラビナ仕様となっているものがある。代表的なのは、ハミングバードハンモック!
ボタンをループに通して、ツリーストラップと接続する。
エクスペド トラベルハンモックは、結び目をループに通す。しかし、ツリーストラップと一体となっているので、張り調整が面倒。
これまでは、「ハンモックと一体」となったソフトカラビナを紹介してきた。
実は、ソフトカラビナは「単体」で売られている。例えば、「DDハンモック」や「ブッシュメン」。
もし、ウルトラライトなカラビナを探しているなら、これらを選択肢に入れておきたい!
ブッシュメンは、わずか4gで耐荷重1000kg!
- ハンモックと一体となったもの:ハミングバード、エクスペド
- 単体(別売り):DDハンモック、ブッシュメン
雨対策のカラビナ
ハンモックは、雨がツリーストラップ(サスペンション)を通じて濡れてしまう。
雨水を滴下させる為に、紐を吊るしたり、タオルを巻いて防ぐ。その他の対策は、カラビナ自体で防ぐこと!
エクスペドからは、「Drip Clips」が販売されている。防水素材がついているので、雨の侵入を防ぐ。しかし、これはおすすめできない。ハンモックのアンダーキルトなどのオプション品をつけるときに邪魔になるからだ。
アクシーズクインからは、「雨返し」が販売されている。文字通り雨返しがついており、使いやすい形状!
サスペンションの途中に紐を吊るす方法(ドリップライン)もおすすめ!
おすすめはソフトカラビナ
最後に、僕がおすすめするカラビナを紹介しよう!
それは「軽量性、強度、使う楽しさ」があるソフトカラビナだね!ハンモックから揃える人は、ハミングバード。単体(別売り)ならブッシュメンがおすすめ!