こんにちは、K15です(@K15Life)!

ハンモックを10個持っている僕が、テンマクデザイン「焚火ハンモック」の寝方を教えるよ!
テンマク 焚火ハンモックの特徴
テンマクの焚火ハンモックは、大まかに5つの特徴がある。
- 4本のポールを使用して快適性を高めている
- フライシートで保温性、防風性を高めている
- メッシュパネルで虫防止
- 底が二重でマットが入る
- 熱に強いTC素材を使用
僕は、初見で「宙に浮かぶテントのようなハンモック」だと思った。
「軽量性」を重視したハンモックが多い中、焚火ハンモックは「快適性」を重視している。


まず、特徴的なのは、ポールを使用して快適性を高めていること。ポールレスのハンモックだと、体がくの字に曲がり腰や足が辛くなるが、ポールを使用すれば体がフラットに近い状態になるので寝やすい。


さらに、フライシートが標準装備されるので、保温性や防風性を高めている。



ハンモック泊をしていると、風の影響で寒くて眠れないことがあるので、風対策は重要だ。


焚火ハンモックは、オールシーズン使える。
夏はメッシュパネルで虫を防ぎ、冬はマットで背中の冷えを防ぐ。ハンモックは、宙吊りの状態なので外気の影響を受けやすい。特に背中の冷え対策が重要になってくる。


背中の冷え対策には、「マットを敷く」、「アンダーキルトをつける」といった方法がある。焚火ハンモックは、前者のマットを敷く方法になる。
焚火ハンモックは、文字通り熱に強いTC生地が使われているが、「あくまでも熱に強いのであって、燃えないわけではない」ということを認識しておこう!



一般的なハンモックより重くなるけど、車やバイク移動なら問題なし!


テンマク 焚火ハンモックのスペック
焚火ハンモックの購入を検討している人は、スペックが気になるところ。スペックを以下にまとめておくので参考にしてほしい。


- 本体:コットン混紡生地(ポリエステル65%、コットン35%)
- メッシュ:ポリエステル
- メインポール:スチール製V字型(φ19mm/1,000mm)×2本
- 収納ケース:コットン混紡生地(ポリエステル65%、コットン35%)
- 耐荷重:100kg
- 組み立てサイズ(インナールーム):900×2,000×H750mm
- 全長サイズ:3,600mm
- 収納サイズ:600×直径200mm
- 総重量:6.27kg(ポール、収納ケース含む)
- 本体重量:4.81kg
- 生産国:ベトナム



ハンモック本体で4.81kgか、重いな(テント並み)。僕が使っているハンモックは、300gほどだからね。でも、焚火ハンモックは快適なんだろうな。
定価は、37,400円(税込)!
ハンモック泊の必需品
もしかしたら、焚火ハンモックでハンモックデビューする人がいるかもしれない。



そこで、ハンモックヘビーユーザーの僕がハンモック泊の必需品について優しく教えるよ!
ツリーストラップを選ぶ
焚火ハンモックは、ツリーストラップが付属されていない。ツリーストラップとは、木とハンモックをつなぐロープ!



ツリーストラップにはいくつか種類があって、大まかに言うと「デイジーチェーン」と「ウーピースリング」がある。
デイジーチェーンタイプの特徴
デイジーチェーンタイプは、たくさんループがあり、カラビナを取り付ける位置を変えることでハンモックの張り具合を調整している。
デイジーチェーンの使い方は過去の記事で紹介しているので、参考にしてほしい!





デイジーチェーンは、初心者でも扱いやすい!僕は、わずか90gのカモック パイソン10ULを使っている。
ウーピースリングタイプの特徴
ウーピースリングは、紐を出し入れして、ハンモックの張り具合を調整するもの。僕は、デイジーチェーンタイプよりこっちの方が好き。手早く調整できるのがいい!


おすすめは、コクーン「ハンモックストラップウルトラライト」。72gと軽いけど、耐荷重は140kgある!



ハンモック自体が重いので、軽量なツリーストラップを使って「荷物の軽量化」をする手もあり!
カラビナを選ぶ
次にカラビナを選ぼう。カラビナは、ハンモックとツリーストラップをつなぐもの。
メジャーなのは、アルミニウム素材。焚き火ハンモックであれば、ブッシュメン「ウルトラライトカラビナ」がいい思う。21gと軽量なのに耐荷重は1,200kg。D型なので使いやすい!


その他の軽量なカラビナを知りたい人は、過去の記事を参考にしてほしい!


タープを張る
ハンモック泊では、夜露や雨、日差しや風を防ぐため、タープを張ろう!


僕が使っているタープは、アクアクエストタープ。防水性が高く、伸びにくいので雨水が溜まりにくい!
マットを敷く
背中の冷気対策として、マットを使おう!


手持ちのマットを使ってみて、肌寒さを感じるならマットを2枚重ねて使用するのもあり。


荷物の置き場
ハンモックは、宙吊りの状態なので荷物の置き場に困る。
焚火ハンモックは、両端に荷物を置くスペースがあるが、もし、荷物置き場が足りないならギアスリングを使う方法がある。


寝袋を選ぶ
ハンモック泊における寝袋は、手持ちのもので対応できる。
もし、季節に応じた寝袋を持っていないなら、イスカがおすすめ。ナンガよりもフワフワしていて気持ちがいいし、ジッパーが噛みにくい(参考までに)。


また、トップキルトという背中が空いた物もある。背中は自重で中綿が潰れるので保温性があまりない。そこは、マットで冷気を防いでいるので背中が空いていても大丈夫。
軽量化したい人は、使っているけど、焚火ハンモックを使う人のニーズではないかな。
最後に
ハンモックに乗って、自然の移ろいを五感で感じるのは、至福の時間だ。本記事が焚火ハンモックユーザーや購入検討している人の参考になれば嬉しい。
少しでも快適に過ごせるようにハンモック泊の装備や知識を身に付けたい。

