こんにちは、K15です(@K15Life)!
手間がかからない「誰でもできる火口の作り方」がある。やはり、自作した火口で焚き火をするのは超面白い!
塗るだけのワセリンティンダー
ワセリンを使った火口を作ってみよう。ワセリンを鍋で溶かして、コットンに浸透させる方法があるが、手間がかかる。
実は、浸透させなくても塗り込めば簡単に自作できる。
- ワセリン(薬局やamazonで買える)
- 使い捨てのスプーン
- コットン(カットメンがいい)
作り方は、まずカットメンを半分ほどに裂く。カットメンが大きい場合は小さく切ろう(一辺4cmくらいが目安)。
次に、ワセリンをカットメンに塗りこむ。塗る量が多いと、燃焼時間は長くなる。実際に燃焼させてみると感覚がつかめる。
裂いたコットンを合わせれば完成(ワセリンを挟み込むイメージ)。メタルマッチで火をつける時は、コットンの毛を立ててやると火がつきやすい。
メタルマッチの使い方は過去の記事で紹介しているので、参考にしてほしい。コツをおさえておけば一発着火ができるようになる!
ワセリンティンダーは「溶かさずに塗る」と簡単にできるぞ!
ナイフで削ぐ麻紐火口
麻紐は、有名で優秀な火口。しかし、手でほぐすのが面倒。剣山やブラシでほぐしてみたが、効率的でない。
色々試した結果、ナイフで切れないように削ぐ方法が一番効率的だった。
ナイフで削いだら、繊維を手でほぐす(ふんわりさせるイメージ)。こうすれば、簡単に火がつく!麻紐は多用途に使えるので、現地でサクッとほぐすようにしている。
入手しやすい杉の樹皮
油分を含んだ木の樹皮も火口になる。シラカバが有名だが、寒冷地に自生しているので、僕が住んでいる大分県では入手できない。
一方で、杉は国内に広く分布しているので入手しやすい。
さて、杉の樹皮で火口を作ろう。まず、杉の樹皮を採取する。
手で揉み、ふんわりさせて繊維質にする。これで完成。現地調達可能な優秀な火口だ。
火口はジッパー付きの袋で携帯する
せっかく作った火口も濡れてしまったら使えない。そこで、防水のジッパー付き袋で携帯しよう。
僕は、LOKSAKに焚き火道具を一式入れて持ち運んでいる。