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エスビット新作のポケットストーブ・ミディアムWSのレビューを紹介。これ1つあれば、どんなシーンでもサクッとご飯が作れる。本当に便利なので1つは持っておきたい。
ポケットストーブ・ミディアムサイズにした理由
実は、エスビットスタンダードとミディアムサイズ、どちらにしようか悩んでいた。極力荷物の重量を抑えたい僕にとっては、スタンダードが良いはず。しかし、新作のミディアムサイズには、風防が付いている。「スタンダードよりもケトルやクッカー、メスティンが安定しますよ」と店員さんが笑顔で言ってくる。
棚に陳列されらアルスト(アルコールストーブ)を置いてみると、ゴトクとして使えそうだと感じた。「すごく人気なのでお一人様一台限りとさせて頂いています」POP広告の文字に心を奪われてしまった。
ポケットストーブ・ミディアムWSのスペック
早速、ポケットストーブミディアムWSを開けてみよう。固形燃料27gが2タブレットと風防が付属されている。最初から燃料を買い揃えなくても良いのは有り難い。次の項で27gタブレットの燃焼性を確認してみよう。
ミディアムWSの重量は、付属品込みで177g。登山、ハイク、ツーリングキャンプ、ソロキャンプなどに活躍するはず。
展開した時のゴトクの高さは、約6.3mm。
試しにラーメンを作ってみよう
早く使いたいのに、この日は雨。でも僕は諦めない。屋根のある庭でラーメンを作ってみる。ワクワクしながらエスビット1ダブレットに着火。すぐに火柱を上げた。下部にはスリットがあり、空気が入ってくるので、高火力となっている。
風が少し吹いていたが、風防のおかげなのか火が安定していた!
さて、GSIグレイシャーケトルを置こう。実は、蓋が大きいのでラーメンが作れるケトルなのだ。ケトルの座り心地は問題ない。すごく安定している。Mサイズで良かったと心で言いながら沸くのを待つ。
沸騰するまで約5分。燃焼時間は、約13分。ラーメンを作るには、十分な燃焼時間。ポケットストーブで沸かしただけなのに、いつもより美味しく感じるのは何故だろう。
高火力ですぐにお湯が沸くので、サクッとご飯が作れる。すごく便利なのだが、固形燃料は臭く友達にはなれなかった。
安くて使える燃料探し
エスビットの固形燃料は、ランニングコストがかかる。それに臭いも気になるところ。他で代用できないか、他社の固形燃料を使ってみる。ダイソーの固形燃料、ホームセンターで入手可能な富士見産業のストーブ用燃料なども使ってみる。
ダイソーの固形燃料
コスパが良い燃料といえば、ダイソーの固形燃料。25gが3個入っている。燃焼時間は約20分。火力も申し分なし。これならメスティンで炊飯ができだろう。
この固形燃料であれば、何も考えなくて良い。燃え尽きるまで待って、蒸らせばご飯が出来上がる。
メスティンは、熱伝導率の良いアルミなので美味しくご飯が炊ける。
「お父さん、もうちょっとちょうだい」いつもご飯を残す娘がおかわりしてきた。
エスビット固形燃料に比べ、ちょっと嵩張ってしまうが、嫌な臭いがない。燃焼時間が長く、火力も良い。ポケットストーブに入らなくても、クッカーやメスティンにスタッキングすれば良いので、重宝するに違いない。
さらにコスパが良いのは、amazonだったりする!
富士見産業(Field to summit)のストーブ用燃料
ホームセンターで入手可能なポケットストーブ用燃料がある。富士見産業のストーブ用燃料は、エスビットに比べコスパが良い。1つのタブレットは、12g。燃焼時間は、約12分。
火力は、ミディアムWSに付属されている燃料の方が良い。試しにカレーを温めてみよう。
フツフツと沸き上がるような感じではなかったが、レトルトカレーを温めることが出来た。臭いもなく良いのだが、火力がイマイチ。2個使えば、火力が上がってくれるかもしれない。
カレーの味は、抜群に旨い。自然の中で食べるカレーは格別だ!
現地の小枝
固形燃料が足りなくなっても、現地の小枝で代用できる。燃焼効率が良いので、すぐに燃え上がる。
しかし、小さなストーブなので火力調整が難しい。肉をじっくり焼くには適していない。お湯を沸かしたり、煮たりする程度なら使えそうだ。
最後に
焚き火するからストーブはいらない、そう思っていたのだが、あるとすごく便利だ。キャンプの設営をしていると、夢中になり昼ごはんが遅くなってしまう。そこから火を熾して料理をするには、時間がかかる。
ポケットストーブがあれば、サクッとご飯が食べられる。ガスバーナーよりもコンパクトで、安全に取り扱えるポケットストーブが気に入った!風防付きで、ゴトクが大きいミディアムWSがオススメ!