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キャンプのミドルレイヤーだと、フリースが定番となっている。僕は、ウールシャツ も良いぞ、と伝えたい。人と被らない無骨でカッコイイウェアを探している人の参考になればと思う。

今回紹介するのは、1950年代の米軍が着ていたコリアシャツ。米軍が使用していたから耐久性は実証済みだし、ウール素材を使用しており保温性が高い。
US Armyウールシャツとは

US Armyウールシャツは、1950年代の朝鮮戦争時に米軍に支給されていた。70~80年代物もあるらしいが、僕が紹介するのは50年代。当時のUS Armyウールシャツは、デザインがカッコよぎる。まず、フロントの大きなポケットがレトロな雰囲気ですごく好み。

肩のクロスした部分もアクセントになっている。ビンテージにしては珍しく、着丈がちょうど良い。僕が買ったのは、確か6年前。当時は、3,000円程で購入出来た。今は、6,000円くらいで売買されているようだ。
状態の良いものが少なくなってきているようなので、今のうちにゲットしていた方が良いかもしれない。
キャンプで使える理由

パタゴニアのカタログで面白い文面を発見した。
「もし、宇宙人が私達の惑星にやって来て、土産に持ち帰る繊維を探すとしたら、彼らがウールを選ぶと簡単に想像できるでしょう。ウールは水分を弾くと同時に吸湿性を備え、難燃性があり、紫外線を防ぎ、静電気を抑えるうえ、防臭効果も発揮します。だからウールを着ると肌が効果的に温められたり、涼しく感じたり、乾いたりするのです。実際、すでに半世紀もの間、ウールは宇宙で使われています。」
過酷な自然環境でも人々の活動を支えるウール素材。キャンプで使えないはずがない。
現代でも合わせやすいサイズ感

今から約70年前に製造されたUS Armyウールシャツ。そんなハイスペックなおばあちゃんが、今でも現役で20代の若者の体温を保持してくれている。確かに、フリースの方が軽くて、乾きが早いと感じるが、無骨なウールシャツのスタイルも有りだと思う。
パップテントや軍幕といったスタイルにマッチするので、ミリタリー好きにおすすめ!

US Armyウールシャツは、ウール素材のおかげなのかビンテージ特有の臭いがない。
(物によると思うが)
サイズ感も気に入っている。ゆったりしたシルエットなので、中に着込んでジャケットとして使う事ができる。タウンユースでもお洒落にバチっと決まる。ベストを着たり、ジャケットを羽織ったりと、コーデを楽しんでいる。
既製品には無いレトロなデザインがすごく良い!キャンプでもお洒落に決まると思う!多少チクチクした感じがあるが、僕は気にならない。US Armyウールシャツをスタイル重視の人におすすめしたい!