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DODレンコンテントは、テント内で焚き火ができる。しかし、一般的にはテント中で火器厳禁。メーカーの注意事項を把握し、火事や事故が起きないようにして欲しい。

この記事の狙いは、レンコンテントの疑問点の解消、焚き火の注意事項をわかりやすくまとめ、火事や事故に合わないようにする事。
DODレンコンテントの概要

注意事項に入る前に、DODレンコンテントがどんなテントなのか、簡単に紹介しておく。
- ティピー型のワンポールテント
- コットンとポリエステルの混紡生地(TC)
- 窓がたくさんある
- 室内で焚き火が出来る
- 雨に弱い

レンコンテントは、TC生地のワンポールテントで、簡単に設営が可能。窓がたくさんあり、換気しながら室内で焚き火が楽しめる。窓から眺める青空や夜空がとても綺麗だ。ただし、雨天での使用は推奨していない。
DODレンコンテント2でリニューアルした所

DODレンコンテントには、セカンドモデル「レンコンテント2」がある。どんな所が変わったのか、簡単にまとめておく。
- カーキカラー登場
- Lサイズ登場
- 下部に窓追加
- アングルサポーター付属
- ファスナー部分にフラップ追加
- トップのベンチレーターが遠隔操作(Lサイズのみ)
まず、キャンパーが大好きなカーキ色が追加となった。タンカラーに比べ濃い色の為、遮光性の向上や汚れが目立ちにくいといったメリットを享受できる。さらに、前モデルと同様サイズであるMに加えて、大人数で楽しめるLサイズが新たに加わった。

換気性能を高めるべく、下部に窓が新たに設置されている。アングルサポーターがある事により、ペグの位置が正確にわかる為、綺麗に素早く設営ができる。雨天での使用は推奨していないものの、ファスナー部分から雨漏りする事があり、フラップを追加し、雨漏りを改善させている。
トップのベンチレーターは、Lサイズのみ遠隔手動作となっている。コットンの紐を引っ張って開け閉めできる。
DODレンコンテントの疑問点

さて、すごく個性的なテントの為、色んな疑問が出てくると思う。
「すごく張り姿が気に入ってるけど、初心者が購入しても扱えるのか?」
「火事が心配、焚き火をする時の注意点は?」
「雨は大丈夫なの?」
「居住性を高めたい、二又ポールは使えるの?」
「MサイズとLサイズどちらが良いか良いのだろう」
これらの疑問点を一緒にみていこう!焚き火の注意事項については、別の項目で紹介する。
初心者でも購入OK?

結論から言うと、「控えた方がいい」。初心者がテント内で焚き火をするのは、やはり危険。テントの生地は防炎でないし、ガンガン燃やしているとテントが焼損してしまうリスクがある。ある程度キャンプの経験を積んで、焚き火に慣れてからの方が安全。
焚き火は、テント外でも十分すぎる程楽しめるし、TC生地のワンポールテントが良ければ、他の物がいっぱいある。いや、私はテント内で焚き火をしない、レンコンテントのスタイルの良さが気に入ってる、どうしてもコレが良い、という熱意を持った人は否定はしない。
メーカーの方も初心者向けではない、としている!
雨漏りのレビューがあるけど、2は大丈夫?

結論から言うと、「前モデルよりは雨に強くなったが、雨天時の使用は推奨していない」。ファーストモデルのレンコンテントでは、ファスナー部からの雨漏りがある事も。前述したが、セカンドモデルでは、ファスナー部にフラップが追加され、雨漏り対策を図っている。
多少の雨は凌げるが、大雨を凌ぐような設計にはなっておらず、「晴れの日に窓を開けて焚き火を楽しむテント」としている。雨が予想され時は、別のテントを持っていく方が無難。
フタマタは使えるの?
結論から言うと、「Mサイズのみ使用可能」。ワンポールをフタマタ化して、居住性を高めたい人も多いはず。レンコンテントでは、Mサイズのみ使用可能。Lサイズとなると、ベンチレーターの紐が邪魔になるし、開閉できなくなる。Lサイズは大型のテントの為、二又化してしまうと耐風性能が心配である。
ちなみに焚き火を安全に行う為、フタマタ化は非推奨となっている。
[rakuten id=”naturum:17019706″ kw=”DOD フタマタノキワミ”]
MサイズとLサイズどれにする?

結論から言うと、「焚き火するなら、Mサイズはソロ〜2人、Lサイズは3~5人」。この収容人数は、DODのインスタライブで言われていた人数となる。レンコンテント自体は、中で焚き火をする事を前提として作られている為、大きめの作りとなっている。当然、就寝だけならもっと収容人数は増える。
Lサイズはかなり大きく、8人用のテントよりも大きいサイズ。動画で見たが、高さがあり存在感抜群だが、乾かしたり収納したりするのが大変なはず。大きければ大きいほど良い訳ではない、という点を考慮して、サイズを選びたい。
DODのインスタライブで言われていた使用人数「Mサイズはソロ〜2人、Lサイズは3~5人」を参考に。
テント内で焚き火をする時の注意点
レンコンテント最大の特徴が、室内で焚き火を楽しめる事。しかし、テント内で焚き火する時は、注意しないと火事や酸欠の恐れがある。取説に記載されている内容を参考にまとめた為、参考にして欲しい。
毎年、火事や一酸化炭素の事故がテントで起きている!
全部の窓を開けて焚き火をする

テント内で焚き火をする時は、全部の窓、ベンチレーター、3箇所以上のドアを開ける。新たに追加された下部の窓も開けるように推奨されている。、寒いからといって、窓を閉めての焚き火は大変危険。
窓を全部開けると、外とするのと同じでは、と思うかもしれないが、風を凌げるし、輻射熱により暖かいようだ。出来れば、一酸化炭素チェッカーを常備したい。高い生命保険より、命を守ってくれる。
燃えやすい物を近くに置かない

当たり前だが、焚き火の近くには燃えやすい物は置かない。テント内だと気が緩むかもしれないし、一度燃え広がればテントも簡単に燃えてしまう。ガスカートリッジやガソリンランタンなどの可燃物は火の粉が届かない場所、輻射熱の影響が無いところに保管する。
地面にも気を配りたい。乾燥した時期は、枯れ草があると燃え広がるリスクが高い。地面の養生はもちろんの事、枯れ草は取り除いておく。万一、備え消化スプレーや消火用の水も常備したい。
コットやチェアもできれば、燃えにくいコットン生地や難燃素材が良い。
[rakuten id=”niche-express:10023736″ kw=”オレゴニアンキャンパー マイクロフリース 難燃”]
テントとポールに近づきすぎない

TC生地でもガンガン燃やしていると着火する。ポールはスチール製だが、ポールから少し離して焚き火をする。テント生地に近づきすぎても危ないし、ポールに近すぎても危ない。
ガンガン燃やさずに、優しく燃やそう。
テント内で焚き火をするメリット

さて、最後にテント内で焚き火をするメリットを紹介する。
- 防風しながら焚き火が楽しめる
- 輻射熱で暖かい
- 秘密基地感UP
テント生地が風を防ぎ、体感温度の低下を防ぐ。さらに、焚き火の輻射熱が生地に反射し効率よく、体を温めてくれる。テント内には焚き火、レンコン窓には星が綺麗な夜空、他では味わえない極上の癒しとなる。