こんにちは、k15です。
交通事故に遭うと精神的、身体的にも疲労し、心身にダメージを与えますよね。最も多いのがむちうちや腰痛、頭痛です。

むちうちなど傷害時の自賠責保険から支払われる金額の計算方法をわかりやすく説明します。
理解していないともっと慰謝料をもらえたと後悔することになります。
むちうちで自賠責保険の慰謝料計算
自賠責保険から支払われる金額
むちうち、頭痛、腰痛などの傷害時、通院費と休業損害、精神的苦痛に対する慰謝料が支給されます。
自賠責保険で支払われる金額の上限は120万円となっています。医療機関に支払うお金と慰謝料の合計は72万円です。なので自動車の保険会社は支払っていない事になります。
自賠責保険の慰謝料計算
僕も過去に二度ぶつけられて自賠責の計算方法をネットで調べたのですが、よくわからず…
整骨院の先生から教えてもらい、ようやく理解できました。一日通院したら4200円の慰謝料がもらえます。
・1ヶ月31日の場合で計算
31日通院したら4200円×31日=130,200円もらえます。これが1ヶ月単位の自賠責でもらえる最大の慰謝料です。
ですが、忙しいので毎日通えませんよね。
慰謝料を多くもらう為には

実は、1ヶ月31日通わなくても最大の慰謝料13万円をもらうことが出来るのです。
例えば、1ヶ月15日通院したとします。15日通院したので2倍します。30となります。カレンダーを見て1ヶ月が31日あった場合、低い方は通院した日数に2倍した30となります。
・1ヶ月15日通院
15日×2=30<当該月の1ヶ月は31日
よって低いのは実通院日数である15日。この際、通院したのは15日なので4200円×15日=63000円の慰謝料となる。
では、通院した日数が16日だった場合は16日×2で32となります。この場合、低い方は1ヶ月は31日なので31日が適用されます。
・1ヶ月16日通院
16日×2=32>当該月の1ヶ月は31日
よって低いのは当該月の1ヶ月の31日である。低い方で計算されるので4200円×31日=130,200円の慰謝料となる。
これが満額の慰謝料をもらえる方法になります。
物損事故でも慰謝料はもらえるのか
物損事故で処理していても、後から首や腰や頭が痛くなることがあります。事故当初は気が張っていて、身体症状に気づかないことがあります。
この場合、相手の保険会社に連絡をとり病院に行かれた方が良いです。実費で行く必要はありません。慰謝料もしっかりもらいましょう。
物損事故から人身事故にする必要はありませんが、相手に誠意が見られなかったら診断書をもらい、警察へ届け人身事故で処理してもらうことも可能です。
ですが人身事故にすると後日、警察と相手と三者で現場立会いがあります。そこを踏まえて人身か物損のままでいくか考えた方がいいと思います。
むちうちで通院する際に知っておいた方が良いこと
まず、相手の保険会社へ病院に行く旨を連絡します。保険会社からあなたが指定した病院に連絡がいきます。
病院に行き、交通事故で診察を受ける旨を伝えます。健康保険証は必要ありません。おそらく、レントゲンを撮ることになるでしょう。
むちうちの多くはレントゲンでは異常がありません。事故の際、強く力を入れたり、ひねったりとした捻挫なので骨には異常がないことが多いです。
病院で違いはあると思いますが電気治療が一般的です。
病院は変えても良いのか
病院に通っても良くならない、通院が遠くて大変だ、と悩みが出てきます。その時は病院を変えましょう。
整骨院や整体に通っても良いのか
むしろ、整骨院の方が良いと思います。

整骨院には交通事故に対応したスタッフの方が相談に乗ってくれる所もあります。
そして、電気だけではなく指圧してくれるので気持ちが良く、僕の場合は症状も改善していきました。
通院する時の注意点
整骨院にいきなり行くのはおすすめできません。骨に異常があるのに、指圧して症状が悪化する場合もあるようです。
慰謝料を多くもらう為のポイント
おさらいですが、わかりやすく言えば
それから相手の保険会社の中には通院を早く辞めて欲しいような口調で言ってくるケースもあるようです。
遠慮せずに、症状が改善しないのであれば病院に通うべきだと思います。
事故の相手とトラブル時の対処法
僕は以前、追突されたにも関わらず「車両の賠償はしない」と相手から言われたことがあります。
その相手は任意保険に入っていなくて、僕が「ディーラーで修理したい」と言えば「ディーラーは高いから払わない」と言われ、被害者なのに精神的にも辛かった経験があります。
幸いなことに弁護士特約に入っていたので、内容証明を送ってもらい裁判に向けた準備に入りました。
相手は内容証明を見て、「これはまずい」と思ったのか急に態度を変え「修理費を支払う」と言ってきました。
このような経験から
一人では対応が不安な方や悩みを抱えている方は自身の保険会社に相談することも重要ですし、弁護士特約に入っていれば弁護士に相談もできます。
ネットでも無料相談に対応してくれるところもあります。
最後に
交通事故は精神的に辛いものです。精神的苦痛の慰謝料を少しでも多くもらうことで少しは落ち着くと思います。
僕は2回追突されていますが、自賠責の慰謝料の計算方法を知らず一回目は少しの慰謝料しかもらえませんでした。
正しく理解することが重要ですね。少しでもお役にたてれば幸いです。