こんにちは、K15です(@K15Life)!
ALLPOWERS S1500 ポータブル電源を1泊2日のキャンプでテストしてみました。失敗談や使用感について紹介していきます。
ALLPOWERS S1500 ポータブル電源
ALLPOWERSは、ソーラーパネル、蓄電池を取り扱う中国の企業です。2010年に設立され、30カ国以上に販売しています。
日本では、他社のポータブル電源に比べて認知度が低いですが、コスパがよく利便性も高いので、知っておいた方がいいと思います!
今回は、ALLPOWERS S1500 ポータブル電源を使ってみます!1500Wまで出力できますよ!
S1500 ポータブル電源の特徴
S1500 ポータブル電源の特徴は、次のとおりです。
- 三元系ポータブル電池
- 出力1500Wと高出力
- 1092Whと大容量なのにコンパクト
- 合計11台のデバイスへ同時充電可能
- ポータブル電源には6つの充電方法がある
- 嬉しいパススルー充電
- アプリで遠隔操作可能
- コスパがよく5年間補償
これらについて順番に見ていきます!
三元系ポータブル電池
S1500 ポータブル電源は、三元系ポータブル電池を使っています。
三元系ポータブル電池は、次のような特徴があります。
三元系ポータブル電池は、コバルト系電池よりも発熱量が少なく、低温時の放電性に優れ、安全性が高いです。自己放電が少なく、急速充電も可能。長寿命も期待できる電池。
出力1500Wと高出力
S1500 ポータブル電源の定格出力は、1500Wです。
端的に言えば、消費電力1500W以下の家電が使えます。(実際には、定格出力の80%程度を上限に使うといいでしょう)
テストしてみた家電は後述します。
1092Whと大容量なのにコンパクト
容量は、1092Whと大容量です!
例えば、消費電力100Wの家電だと約9時間使用できます!使う家電が多い人や連泊する方向きだと言えます。
計算式は、次のとおりです。
使用可能時間(h)=Wh×0.8÷使用する電化製品の消費電力(W)
ですので、消費電力100Wの家電だと約9時間使用できます!
更に、S1500 ポータブル電源は、大容量なのにコンパクトです!
合計11台のデバイスへ同時充電可能
S1500 ポータブル電源は、合計11台のデバイスへ同時充電可能です!
- AC出力ポート1500Wx4
- USB-C(PD100W)x1
- USB-Ax3
- DC12V出力ポートx2
- シガーソケットx1
スマホやタブレット、カメラの充電などを一気に行うことができますね!
ポータブル電源には6つの充電方法がある
ポータブル電源には6つの充電方法があります。
- AC入力(300W)
- PV入力(MPPT最大電力追跡機能搭載)
- USB-C入力(アダプター別売り)
- カー充電12V/24V
- 発電機より充電(最大300W)
- デュアル充電
AC+USB-Cのデュアル充電で3時間内にフル充電可能となっています!
嬉しいパススルー充電
S1500 ポータブル電源は、パススルー充電に対応しています。
パススルー充電とは、充電中のポータブル電源から家電への電気供給が可能なことです。
例えば、ポータブル電源を充電しながら、スマホを充電することが可能です。なので、パススルー充電へのニーズが高いわけです!
アプリで遠隔操作可能
S1500 ポータブル電源は、アプリで遠隔操作可能です。
「バッテリー残量や使用可能時間が見れて便利!」といった口コミもありますね。
コスパがよく5年間補償
ALLPOWERSのポータブル電源は、コスパがいいのです!
「容量1092Wh」「定格出力1500W」のポータブル電源がこの価額なのは嬉しいですね!
更に、5年間補償がありますよ。
S1500 ポータブル電源のスペック
さて、S1500 ポータブル電源のスペックを確認していきましょう!
バッテリー容量 | 1092Wh / 295200mAh |
定格出力 | 1500W(サージ3000W) |
AC100Vコンセント | 4口(純正弦波) |
DC&USB出力ポート | 6口 |
充電方法 | ①AC入力;②USB-C入力;PV入力;車より充電;①+② |
サイズ | 32cm×22cm×19 cm |
重量 | 10kg |
サージ電力とは、稼働時に瞬間的に定常状態をこえる電力。それに耐える数値が3000Wある、ということです。
ALLPOWERS S1500 ポータブル電源のレビュー
ALLPOWERS S1500 ポータブル電源のレビューを紹介します。
レビューのポイントは次のとおりです。
- 想像してたよりコンパクト
- ホットプレートを使ったら残量0%になった
- ヘアドライヤーや電気ケトルが使えて便利
- ソーラーパネルからの充電は、出力の高いものがいい
これらを順番に見ていきましょう!
想像してたよりコンパクト
「ん、意外とコンパクトだ!」
開封してそのように思いました!大容量のポータブル電源がこのようにコンパクトであれば、キャンプでも持っていきやすいですね!
電気鍋を使ったら残量0%になった
続いては、失敗談です…。
「焚き火ではなく、電気で料理できたら楽だな」
大容量で高出力のポータブル電源があるので、カレーにチャレンジです。
消費電力1000WのBRUNO グリルポットを使いました。みるみる内に、残量が減っていきます。カレーができた頃には、なんと残量0%。
スマホの充電ができず、電気毛布も使えません。家族から落胆の声が上がります。
失敗を分析すると、以下のようになります。
家電の「消費電力×時間」を考慮していなかった。
1092Whのポータブル電源は、消費電力1000Wの家電を使うと約1時間で電力を使い切る。
そのことを考えていなかったのが最大の失敗です。
消費電力の高いものを長時間使うと、残量がグッと減り、他のデバイスへの電力供給に影響が出てしまう。
ヘアドライヤーや電気ケトルが使えて便利
先ほど、消費電力が高い場合は、短時間での使用が現実的だと振り返りました。
例えば、ヘアドライヤーや電気ケトルは、消費電力が高いですが短時間での使用となります。
僕がテストしたヘアドライヤーと電気ケトルは以下になります。
- パナソニック ヘアドライヤー ナノケア:消費電力1200W
- 山善 電気ケトル:消費電力1000W
1000Wの家電を10分使うと、約166Wh消費します。約15%消費したことになるので、十分に残量を確保できます!
ソーラーパネルからの充電は、出力の高いものがいい
ソーラーパネルからのS1500 ポータブル電源への充電は、出力が高いものが理想だと感じました。
僕が使ったソーラーパネルはEBL ソーラーパネル100Wです。
11月下旬のソーラーパネルの出力は72W。S1500 ポータブル電源の容量が1092Wh。
ポータブル電源の残量0%から充電すると、満充電にかかる時間は、約15時間となります。
せっかくの大容量バッテリーも、満足に充電できません。なので、S1500 ポータブル電源への充電は、出力が高いものが理想です!
あとがき
実は、僕、ポータブル電源がなくてもモバイルバッテリーがあれば十分だと思っています。
なぜなら、ソロキャンプでは、スマホやヘッドライトを充電できれば事足りるからです。
しかし、「キャンプでも快適に過ごしたい」と思う方も多いです!例えば、僕の妻は、寒いのが苦手ですし、ヘアドライヤーがないとダメです。
そんなとき、やはり頼りになるのは、ポータブル電源。
ポータブル電源があれば、アウトドアが苦手な方でも自然を楽しむハードルが下がるのではないでしょうか。
「キャンプで少しでも快適に過ごしたい」「車中泊で家電を使いたい」
コンパクトで大容量なS1500 ポータブル電源があれば頼りになります!少しでも参考になれば嬉しいです。
12/5~12/26の期間、一般販売価格が129,999円(税込)のS1500は83,999円(税込)で購入できるキャンペーンがあります!