シンプルキャンプクリエイターのK15です(@K15Life)!
「冷却ファンの音が大きい」
「充電できない」
R600のそんなネガティブな口コミに「本当に信頼できるの?」と不安になるはずです。リアルな僕のレビューを紹介するので、参考になれば幸いです!
ALLPOWERS R600 ポータブル電源
ALLPOWERS R600 ポータブル電源の特徴
ALLPOWERS R600 ポータブル電源は、次のような特徴があります。
- コンパクトで高出力!299Wh/600Wポータブル電源
- 安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を使用
- 注目のUPS(無停電電源装置)機能を搭載
- 日本の電気製品に優しい100V出力純正弦波・50Hz/60Hz切替可能
- 10台デバイスへ同時給電
- アプリで遠隔操作可能
- 急速充電モードが嬉しい!
- なんと保証が5年!
それでは、それぞれの特徴を次項で見ていきましょう!
コンパクトで高出力!299Wh/600Wポータブル電源
R600 ポータブル電源は、コンパクトなのですが、定格出力が600Wと高出力です。
これまでに同社がポータブル電源初心者へおすすめしていた「S300(定格出力300W)」よりこちらの方が優秀ですね!
さて、気になるのは、他社との違いのはずです。同じぐらいのスペックBLUETTI EB3Aも持っているので、後ほど紹介します。
安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を使用
R600 ポータブル電源は、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を使用。
ポータブル電源初心者の方には、ポータブル電源の「危険性」を心配される方がいます。やはり安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池がいいですね!
その他の安全対策は、公式サイトより引用しておきます。
高温保護、過電圧保護、低電圧保護、放電低温度保護、過電流保護、過負荷保護、ショート保護、充電過電圧保護などの適切管理によって、ユーザーの安全を守ります。
引用元:ALLPOWERS
注目のUPS(無停電電源装置)機能を搭載
ポータブル電源は、UPS(無停電電源装置)機能の搭載のニーズが高いです!
万一、停電してもバッテリー残量から接続している家電へ給電しそのまま使用が可能です!
注目すべきポイントは、R600が満充電のとき、ACからの充電をそのままスルーして、電気製品に給電することです。つまり、満充電ならポータブル電源を介さずに給電できることになります。
停電対策ができるところを考えてもハイスペックなポータブル電源です。
R600に搭載しているUPSの瞬断がわずか10ms(0.01秒)!速い!
日本の電気製品に優しい100V出力純正弦波・50Hz/60Hz切替可能
「購入検討しているポータブル電源が自分の住んでいる地域で使えるのか心配だ」
R600のAC出力は、50Hz/60Hzに切替可能なんです。西日本、東日本どちらにいても安心して使えます。
10台デバイスへ同時給電
R600は、10台のデバイスへ同時給電ができます。
他方、BLUETTI EB3Aは、9台のデバイスへ同時給電できますが、USB-Cのポートが一つしかありません。
R600は、USB-Cのポートが二つあるので、充電に関する利便性はこちらが優位です!
アプリで遠隔操作可能
各社のポータブル電源は、アプリで遠隔操作できるモノが続々と出てきています。
例に漏れずR600もアプリで遠隔操作可能!やはり遠隔操作があると、便利なんです!
わざわざポータブル電源でバッテリー残量を確認しなくてもスマホで把握できるのがいいですね!
急速充電モードが嬉しい!
R600のレビューを見てみると、急速充電モードを評価する声が多いです!
AC入力は最大で400W!PV入力(ソーラーパネルからの充電)は、最大で300W!
出力の高いソーラーパネルを持っている方は要チェックなスペックです!
「充電忘れた」「充電がなくなってしまった」そういったときに、急速充電できると嬉しいですよね!
なんと保証が5年!
R600の製品保証は、なんと5年!
ポータブル電源を購入する際、他社と比較すると思うのですが、製品自体のコスパを重視しがちです。それも大事なことですが、保証がどれくらいの長さあるのか把握しておくことも大事です。
R600の製品保証は、5年!安心ですね。
ALLPOWERS R600 ポータブル電源のスペック
ALLPOWERS R600 ポータブル電源のスペックを以下にまとめておきます!
サイズ | 285×195×190mm |
重量 | 5.8kg |
定格容量 | 299Wh |
定格出力 | 600W(瞬間最大出力1200W) |
入力ポート | AC入力: 100V 最大400W PV入力: 12~60V 12A, 最大300W カー充電: 12V/24V対応 |
出力ポート | AC出力ポートx2(定格出力600W、サージ1200W) USB-C出力ポート(最大100W)x2 USB-A出力ポート(最大18W)x2 シガーソケットx1(最大120W) DC5525出力ポートx2(12V 10A 合計最大120W) ワイヤレス充電パッド(15W)x1 |
バッテリータイプ | リン酸鉄リチウムイオン(LiFePO4) |
使用サイクル | バッテリーが80%に低下するまで3500サイクル以上 |
パススルー機能 | 搭載 |
UPS(無停電電源装置)機能 | 搭載(切り替え時間10ms以内) |
Bluetooth&Wi-Fi | Bluetooth搭載 |
使用・保管温度 | -20℃-45℃ |
ALLPOWERS R600 ポータブル電源のレビュー!
お待たせしました!では、本題のレビューを見ていきましょう!
充電できないトラブル発生か?
R600 ポータブル電源を開封し、電源をつける!
「あれ、電源がつかない。充電されていないんだな。」
充電を試みたのですが、反応がないんです。初期不良かと思い、ALLPOWERSへ問い合わせしました。
長時間電池の残量が0の場合、再起動するには長時間の充電が必要です。
大変お手数をおかけしますが、AC充電を約10分ほど充電し続けてみてください。
10分程充電し続けると、ようやく電源がつくようになりました。バッテリー残量が0の場合は、注意しましょう。
音がうるさいはホントだった
「冷却ファンの音が大きい」といった口コミが散見されます。
R600 ポータブル電源を使用してみて、僕も同じように感じました。「充電中」「使用中」に時折、キュイインと大きな音がします。
消費電力44Wの電気毛布を使っているときは、5分に1回冷却ファンが回っていました。しっかり冷やすという意味では、優秀なのかもしれません。しかし、音がどうしても気になってしまいます。
同じ使用環境でBLUETTI EB3Aを使用してみると、冷却ファンの音が気になりませんでした。
冷却ファンの音の問題は、改善してほしいですね。
各デバイスへの充電メインで使う
BLUETTI EB3Aのレビュー記事を執筆したときに、「家電を使うよりデバイスへの充電に特化した使い方がいい」と書きました。
定格出力が高いのですが、容量が小さいので消費電力が高いものを使うとあっという間に残量がなくなるからです。
残念なことに、容量不足でネガティブな評価が多数ありました。
容量の問題だけど、電池無くなるのが早い!高くても容量大きいやつにしとけばよかった!!
一緒に買った電気毛布のワット数がポタ電の消費電力によるとカタログ表示よりも大きく数時間しか持たないことに…
安心して使うには2クラス上が必要と痛感しました。
R600 ポータブル電源も同じぐらいのスペックなので「家電を長時間使う」「消費電力の大きいものを使う」予定のある人は、バッテリー容量の大きいものが理想です!
ALLPOWERSからは、大容量バッテリー「S1500」も発売されています!
僕のニーズはこうです!「家電への充電がメイン!」だからR600 ポータブル電源で事足ります!
BLUETTI EB3Aとの比較
R600 ポータブル電源と同じぐらいのスペックであるBLUETTI EB3Aとどちらが優秀なのでしょうか。
両者を比較して僕が感じたことを端的に表でまとめました。
R600 ポータブル電源は、冷却ファンの音が大きいといった残念なところがありますが、「PV入力が高い」などの機能性が充実しています。
EB3A ポータブル電源は、R600に比べて機能性は劣りますが、携行性に優れます。
機能性を重視したい人は、R600!携行性を重視したい人は、EB3A!
価額は、実のところ表にまとめた価額よりも安くなることが多いです。
あとがき
ALLPOWERS R600 ポータブル電源は、冷却ファンの音が気になりましたが、それ以外は優秀でした!
超急速に充電できますし、出力ポートも10個あります!UPS機能もポータブル電源が満充電ならスルーしてデバイスへ給電できます。
ポータブル電源選びの参考になれば嬉しいです。