\ ポイント最大9倍! /詳細を見る

許可なしで野営(キャンプ)していいの?気になる疑問調べてみた!

  • URLをコピーしました!

こんにちは、K15です(@K15Life)!

K15

人の土地で野営をしてもいいのだろうか。法律的に問題ないのだろうか。それとも違法なのだろうか。

『ヤマケイ新書 登山者のための法律入門』を参考にして、確認していきましょう!

著:溝手 康史
¥792 (2024/04/24 18:42時点 | Amazon調べ)
目次

テントを張らなくてもキャンプになる

まず、どういう場合に野営(キャンプ)に含まれるのだろうか。具体例を見ていきましょう!

キャンプに含まれる活動の一例
  • テントを張る
  • タープを張る
  • ビバーグする
  • 山の中での煮炊き
  • 野宿
  • 車中泊

意外なことに「日帰り登山で山の中で煮炊きをする」「早朝に海釣りをするため、車中泊をする」などもキャンプの一種のようです。

テント泊には規制がある

さて、テントはどんな場所で張っていいのだろうか!?

北アルプスなどの整備されたキャンプ指定地のある山域では、指定されたキャンプ指定地以外の場所ではテントを張ることができません。自然公園の特別保護地区、特別地域では、テントの設営は「工作物の設置」に該当し、国や県の許可が必要だという運用がなされており、これに違反すれば罰則があります。

引用元:ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

自然公園の特別保護地区、特別地域では、テントの設営は工作物の設置になり、指定地以外で張ることが禁止されています。

では、自然公園の特別保護地区、特別地域以外の地域では、テント泊の制限がないのだろうか。

自然公園の特別保護地区、特別地域以外の地域では、自然公園法によるテント泊の制限はありませんが、土地所有権に基づく制限があります。

引用元:ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

テント泊の制限はないけど、土地所有権に基づく制限がある!

そういえば、山の中で「私有地につきキャンプ禁止」「関係者以外立ち入り禁止」などの看板を見かける。

公有地、私有地問わず、マナー違反が目立てば、土地所有権に基づいてキャンプを規制するようですね。

テント泊の留意ポイント
  • 自然公園の特別保護地区、特別地域では、指定地以外でテントを張ることが禁止されている
  • 自然公園の特別保護地区、特別地域以外の地域では、自然公園法によるテント泊の制限なし
  • マナー違反が目立てば、土地所有権に基づいてキャンプを規制する

許可を得ずに野営をするのは違法?

土地や山には、必ず所有者がいます。では、国や自治体、私有地などが所有する山で許可を得ずに野営をするのは違法なのでしょうか。

法律のタテマエからいえば山に登るには土地の所有者の同意が必要であり、この点は私有地、公有地を問いません。しかし、現実にはほとんどの登山者が土地所有者の了解を得ることなく、登山をしています。ほとんどの場合に山の所有者が登山を黙認しているとみなされ、問題が生じません。

引用元:ヤマケイ新書 登山者のための法律入門
K15

法律の建前から言えば、土地の所有者の同意(許可)が必要だけど、ほとんど黙認しているのが現状なんだね。黙認ってすごく曖昧…。

と言うより気づいていないケースがほとんどなのでは!?山の麓の土地所有者が聞けば「キャンプの黙認なんかしていない」と言う人が多いでしょうね。

もし、僕が登山をしないような小さな山を持っていて、知らない人がキャンプをしていたら嫌ですね。でも、登山をするような大きな山を持っていたら、登山のためならと黙認します!

山麓では、土地所有者がキャンプを禁止する意思がありそうかどうかを推測し、禁止しないと思われる場所ではキャンプが可能ですが、マナーを守ることが必要です。

引用元:ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

登山として使われていない山での野営は、しない方がいいでしょうね!軽トラに乗っているおじさんとトラブルになりますよ!

また立ち入り禁止箇所に侵入すると「軽犯罪法違反」となるので注意しましょう!

あわせて読みたい
海岸や川辺、山での焚き火は違法?禁止箇所を知っておこう! こんにちは、K15です(@K15Life)! 「海や川、山で焚き火がしたい!でも法律的に大丈夫なのか!?」という不安を抱えている人がいます。結論から言うと、違法ではあり...

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次