ソロキャンプの夜「怖いは、貴重な体験」!経験で得た対策も紹介

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K15
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ソロキャンプをしていると、「夜怖くないの?」と聞かれることがある。実は、暗闇で一人で過ごすのも貴重な体験だ。不安なく寝られる生活に感謝でき、生き物としての感覚を感じられる。

目次

こんな出来事が怖かった

ソロキャンプには、どんな怖さがあるのだろうか。僕が経験した怖かった話をしよう。これからソロキャンプをする人の参考になれば嬉しい。

動物の鳴き声にビビる

夜寝ていると、動物の鳴き声に恐怖を感じることがある。僕は、日差しや風の影響を受けにくい林間サイトを好む。

林間サイトには、動物がたくさんいる。イノシシ、鹿、猿など、どれも遭遇したことがある。寝ているときに、近くでイノシシの鳴き声がしたときには、ドキッとした。

物音をたてると、イノシシは逃げていった。「自然界を生きる生物は、常に危険と隣り合わせなんだ」と身をもって知る。

幽霊が怖い!?

完ソロ(キャンプ場で一人ぼっち)だと、真っ暗闇だ。街灯のないキャンプ場であれば、尚更怖い。怖さの正体は、幽霊だ。

幽霊は信じないが、暗闇にいるとどうしても「いるのでは!?」と考えてしまう。白いワンピースを着た色白い女性を想像してしまう。

でも、この怖さは、自分自身が作り出しているに他ならない。

「幽霊がいるのでは!?」という自分の思考により怖さを感じている。そのことがわかれば、怖さは軽減される。

結局、人間が一番怖い

僕は、動物や幽霊よりも人間が一番怖いと思っている。ある日、海辺でキャンプをしていた。人が少ないキャンプ場が大好物なので、この日も完ソロだった。

僕は、ハンモックに揺られながらワンピースの新刊を読みリラックスしている。ウトウトしてきたので、夜9時には眠りについた。

「ブーン、ブブーン」夜中に、バイクの音がする。どうやら、男が一人でやってきたようだ。バイクから降りると、デカイ声で独り言を言っている。

よく聞くと、lineで通話している。懐中電灯で地面を照らし、草(タンポポ?)を取り始めた。1時間くらい草をとり、ビニール袋いっぱいに持って帰った。

理解できないし気持ち悪い。イライラしたから、注意しようと思ったが、何をしてくるかわからない。きっと話の通じない相手だろうと諦めた。

その他にも、夜中に車が入ってきたことがたまにある。夜間に車やバイクが乗り入れない野営地やキャンプ場がいい。一番怖いのは、マナーのない人だ。

怖さへの対策

経験で得た怖さへの対策を紹介していく。ソロキャンプデビューの参考になれば嬉しい。

閉鎖された空間で寝る

怖さを軽減する方法は、テントやツェルトなどの閉鎖された空間で寝ること。僕は、タープ泊をすることが多い。開放的なので、寝るまでには慣れが必要。

最近、ジッパー付きのタープ(MOOSE KURO)でフルクローズして寝たら、朝まで爆睡だった。やはり心理的に、閉鎖された空間の方が安心して寝られる。

初めてのソロキャンプは、テントがオススメ。

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ソログルキャンで慣らす

ソログルキャンで慣らすのも怖さが半減する。ソログルキャンとは、仲間とキャンプをするが、寝室は別ということ。

程よい距離感があり、何をするにも個人の自由だ。しかし、ソロキャンプに比べて怖さがない。何かあれば、仲間と相談し対策を立てることができる。

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僕は、ソログルキャンをやってソロキャンプを始めた。だからソロキャンプに対して抵抗がなかった。

キャンプ仲間がいない場合は、管理人のいる近場のキャンプ場を使おう。人がある程度いる方が安心できる。

車に逃げ込む

車が近くにあると、心理的に安心だ。何かあれば、車に入ればいいからだ。閉鎖された空間なので、安心して寝られる。

鍵を閉められるので、防犯にもなる。

ヘッドライトを常備する

暗闇の中、トイレに行くのが怖い。その際に、強力な味方となってくれるのがヘッドライトだ。

照度の高いヘッドライトであれば、明るく照らすことができるので安心。

僕が使っているのは、レッドレンザー MH5。最大照度400lmと明るく、広範囲をくっきりと照らす。

電波の入るキャンプ場を選ぶ

ソロキャンプに慣れていない人は、携帯電話の電波が入るキャンプ場を選ぼう。万一、トラブルがあっても、携帯電話で連絡がとれる。

寒い時期になると、バッテリーの消費が激しかったりする。モバイルバッテリーを持って行こう。

僕は、Ankerを使用している。amazonランキング大賞で1位をとったほどの人気がある。

生き物としての感覚を取り戻す

暗闇で一晩寝るのは、やはり怖い。でも、この体験ができたから、気づくことがある。

「人間も自然に生きる生物」

不安なく快適な環境で寝られる現代にいると、人間と自然を切り離して考えてしまう。だけど、人間も地球上の生命体。自然の一部なのだ。

ミニマムな装備でソロキャンプをしていると、生き物としての力を取り戻している感覚がある。

鈍った五感が研ぎ澄まされていく。動物の鳴き声を感じとる。暗闇を感じる。肌寒さを感じる。寂しさを感じる。ソロキャンプは、自分自身という生き物を深く体験できる。

「自分が地球の生き物の1つであるという実感は、今の時代に見落とされがちなゆえに、強烈な体験だ。」(抜粋:サバイバル登山)

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