こんにちは、K15です!(@k15life)
ルミエールランタン、ノクターンランタン等、心を癒す灯りが大人気。もう少しコンパクトであれば嬉しい、そういった声がある。SOTO「ひのと」は、コンパクトな充填式タンクとなっており、キャンパーの物欲を激しく刺激している。

僕が気になっている事は、充填式タンクがノクターン(他のランタン)にも流用可能なのか、バーナーにも付けられるのか、どれくらいの燃焼時間があるのかといった事。(後日、レビューを追記)
- 2021/4/17追記:レビューを追記
Hinoto(ひのと)が注目されている訳

テーブルを彩るのは、食事だけではない。雰囲気の良いランタンが大事だ。SOTOのひのとは、シンプルでコンパクトなガスランタン。ホヤの形状は、スノーピークのノクターンに似ているが、ひのとにはガス量を調節するレバーがなく、リングを回す方式のなのでスタイリッシュに仕上がっている。
ひのと最大の特徴である充填式のタンクは、OD缶に比べコンパクトなので、テーブルの場所を取らないし持ち運びにも便利だ。ライターガス、OD缶、CB缶から充填可能な所も魅力的。シンプルでスタイリッシュなガスランタンに欲しい声が溢れている。
- スタイリッシュなデザイン
- 充填式タンクがコンパクトで利便性が高い
ひのとのスペック

ひのとの詳しいスペックを見ていこう。
- 外形寸法:幅38×奥行き38×高さ156mm
- 重量:222g
- 燃焼時間:1~2時間(充填式タンク使用時)
- 素材:アルミニウム、真鍮、ステンレス、ガラス、樹脂
- 付属品:ホヤガード、保管スペーサー
- 価額:6,300円(税別)
気になっていた充填式タンクの燃焼時間は、わずか1~2時間となっている。僕としては、燃焼時間がもっと欲しい。ご飯を食べる時の灯りとして使うなら、1、2時間だけでも十分だと思うが、癒しの灯りとしてつけておくには物足りない。
燃焼時間が少し物足りない人は、OD缶に直付けする方法がある。ひのとは、充填式タンク以外にもルミエールランタンやノクターンランタン同様にOD缶に取り付けできる。

付属品にはホヤガードが付いている。持ち運び時にホヤが割れてしまうと、ガックリきてしまうので嬉しい付属品。

充填式タンクがルミエールランタンやノクターンなどの他のランタンに使えると尚良い。小型なバーナーのタンクとして流用できたら面白い(ちょっと危ないかも)。
充填の仕方

前述したように、CB缶、OD缶、ライターガス缶から充填できる。OD缶から充填する為には、フィルアダプターが必要になってくる。

CB缶であれば、アダプタがなくても直接充填できる。

ガスは、約8秒間で充填が完了。ガスが入れば、充填式タンクが冷たくなる。※使用直後は、充填式タンクが温かくなっていて、ガスの充填が上手くいかないことがある。タンクが冷めた状態で充填をしよう。
SOTOひのとのレビュー!気をつけるべきポイントがたくさんあるぞ
SOTOひのとは、コンパクトで持ち運びが便利。テーブルに置いても場所を取らないので使いやすい。しかし、使っていてヒヤリとした事が結構ある。そこで、気をつけるべきポイントをメインにレビューを紹介していく。

個性を出したい人の為に自作キャップの作り方も紹介するぞ!
軽量なソロテーブルの邪魔にならない

ソロキャンパーに人気の軽量なアルミテーブル。その小さなスペースでもSOTOひのとなら使いやすい。

SOTOひのとは、スレンダーなので場所を取らない。
「日が暮れて、夕食タイム。SOTOひのとの灯りを楽しみながら頬張るキャンプ飯。美味いに決まっている。」
他社のOD缶も使える!OD缶の方が炎の勢いが良い

SOTOひのとは、OD缶にも使用できる。使っているのは、コールマンのOD缶。充填式タンクに比べ、OD缶の方が炎の勢いが良い。炎の大きさについて、SOTOから説明がある。
「炎の大きさは、ガス残量、タンクの内圧に左右されます。CB缶より充填した充填式タンクは、炎が小さい傾向にあります。OD缶、ライターガスから充填したタンクの使用をおすすめします。」
メーカーは、CB缶よりもOD缶からの充填を推奨しているようだ。
ガス漏れに注意!保管時はスペーサーを使用

「ちょっと、ガス臭くない!?」
家にいる妻が心配している。臭いの正体は、もちろんSOTOひのと。

SOTOひのとのつまみがONになっており、ガスが放出していたのだ。炎の調節が簡単で便利なのだが、矢印がOFFになっている事を確認しないとガスが放出してしまう。

使わない時は、保管スペーサーを入れておこう。
カバーを取り付ける際は焦らない!火傷に注意

ホヤカバーが付属されているのが嬉しい。ホヤの上からすっぽりと被せていくのだが、この時に注意しておくべきポイントがある。

使用後は、ホヤとトップリングがかなり熱くなっている!何度か使用していくうちに、そんな大事な事を忘れていた。せっかちな僕は、使用後のホヤにカバーをつけようとする。トップリングに手があたり、かなり熱くて危うく火傷しそうになった。
使用後は、ホヤが冷めてからカバーをつけよう!
ホヤが外れやすい!割れに注意

残念なお知らせがある。ホヤがとにかく外れやすい。ホヤが最後までハマっていない事に気付かず、ブログ用の写真を撮っていた。

ホヤは、Oリングで固定されている。すごく簡単な仕組みで、ホヤ交換は楽なのだが、如何せん外れやすい。

特に運搬時は気をつけよう。万一、ホヤが外れてしまったらガラスが割れる事になる。充填タンクとホヤを持って運搬しよう。
Oリングの劣化に注意

SOTOひのとは、Oリングでシール性を確保している。経年劣化していくので、10年を目安に買い替えを検討して欲しいとの事。

充填式タンクには、製造年月日が記されている。僕の場合は、「2103」となっている。始めの二桁が製造年(西暦)なので、2021に製造された事になる。残りの二桁は、製造月になる。3月に製造された事がわかる。
レビューのまとめ

すごくコンパクトで使いやすいガスランタンで、買ってよかったと思っている。しかし、注意しなければならない点があるのも事実。それらを留意して、楽しく使っていきたい。
- 軽量なソロテーブルの邪魔にならない
- 他社のOD缶も使える!OD缶の方が炎の勢いが良い
- ガス漏れに注意!保管時はスペーサーを使用
- カバーを取り付ける際は焦らない!火傷に注意
- ホヤが外れやすい!割れに注意
- Oリングの劣化に注意
自作キャップの製作!

メカニカルなSOTOひのとの充填式タンクを、温かみのある雰囲気にしたいと思い、キャップを作る事にした。
- ノコギリ
- ナイフ
- ガスバーナー
- 充填式タンクがぴったり入る竹
- やる気

まず、SOTOひのとの充填式タンクに入りそうな竹を切る。ぴったり入る節を探して、切ってみよう。お、これは良さそうだなとマッチするものに巡り合うはずだ。長さは、火力調節が行える黒いつまみが出るくらいにしておく。

青い竹のままだと面白くない。ガスバーナーで炙って深みのある色を出してみよう。ムラが味だと捉えて、楽しみながらする事。竹が熱くなるので、火傷に注意。

もっと個性を出したい人は、削って文字を入れてみよう。僕は、丁(ひのと)の文字を入れた。

キャップをつける事で、雰囲気が良くなったし、安定度も増した。もし、時間とヤル気があれば、是非トライしてみて!少しでも参考になれば嬉しい。
コメント