こんにちは、K15です(@K15Life)!
「チタン製の焚き火台を探していた」、「ソロキャンプに使いやすい軽い焚き火台が欲しい」、「予算は1万円以下」、そんな人が知っておきたい焚き火台がテンマクデザインの男前ファイアグリル。
激戦区焚き火台、オールチタンで男前に登場!
・2020/11/23:K15の口コミ、購入レビューを追記
コラボしたBASE CAMPとは
実は、テンマク男前ファイアグリルは、BASE CAMPとのコラボ商品。BASE CAMPは、東京都千代田区にあるアウトドアをコンセプトにしたカフェ。
店長はA-sukeさん。BASE CAMPのサイトでは、紹介文があったので紹介しておく。
引用元:BASECAMP
食に関わる仕事(アウトドア料理、ダッチオーブン料理、燻製などの監修など)やアウトドアグッズの企画やデザイン。また、趣味のコトでの取材なども増えています。元デザイナーという立場を生かしてアウトドア用品の企画・デザインなど請け負います!アウトドアメーカーの方ご連絡お待ちしております。
フライフィッシングやハンティング、キノコ狩りや山菜を採ったりとアウトドアと食を結ぶ遊びを中心にMTBやスノーボード、オートバイなど様々な遊びに精通しています。
男前ファイアグリルの他にも、男前タープ、男前グリルプレート、キャンプホリックナイフもコラボしている。
オールチタンでこの価額は魅力的
さて、男前ファイアグリルの特徴を見ていこう!
- 焚き火台本体、ゴトク、サポートバー、すべてチタン
- 1万円以下でコスパが良い
- 本体重量は約415gと軽量
- 軽量コンパクトで持ち運びしやすい
- 総重量、4kgまで乗せられる
- 脚を広げるだけの簡単セッティング
- 男前グリルプレートがフィットする
まず、焚き火台本体とゴトク、サポートバーがオールチタンであり、高耐久で軽量となっている。チタンの焚き火台は、ステンレスに比べ価額が高くなるが、男前ファイアグリルは1万円とコスパが良い。
焚き火台の作りは同じでも素材がチタンになると、価額がグンっと上がる物が多い。アンダー1万円以下という所は、注目しておきたいポイント!
ソロキャンプに使いやすいサイズ
収納サイズは、310×165×15(H)mm。総重量は約493gと軽量であり、荷物の軽量化を図りたいソロキャンパーには嬉しいスペックとなっている。
こういった軽量で収納サイズがコンパクトになる焚き火台は、組み立て式が多いが男前ファイアグリルは脚を広げるだけでOK。
折りたたみ式の焚き火台といえば、UCOのミニフラットパック グリル&ファイヤーピットが人気。
僕は、男前ファイアグリルの方が、チタンで軽いし無骨で好みかな。大きすぎず、小さすぎない絶妙なサイズ感がソロキャンプで扱いやすい。
- 素材:チタン
- 収納サイズ:310×165×15(H)mm
- 展開サイズ:250×200×150(H)mm
- 展開サイズ:250×200×150(H)mm
- 総重量:約493g
- 本体重量:約415g
- 収納ケース:約20g
- 耐荷重:4kg(サポートバー使用時)
- 生産国:中国
- 付属品:ゴトク、サポートバー×2、収納ケース
サイドに板がない為、薪のはみ出しに注意
男前ファイアグリルは、サイドに板が無い為、薪や炭が溢れる可能性がある。それに、焚き火台の高さも低い為、地面を痛めないように養生シートを使った方がいい。
アマゾンでは「焚き火シート」が安く手に入る。カーボンフェルトは、草や苔が付くのでオススメできない。
男前グリルプレートを持っている人は必見
男前ファイアグリルは、男前グリルプレートとゴトク同時に使用可能。例えば、シェラカップで、米を炊いて、隣のグリルプレートでジューシーな塊肉を焼く事が可能。(鉄板で焼く肉は本当にうまい)
男前ファイアグリル購入レビュー
実は、「男前ファイアグリル」、「男前グリルプレート」をセットで購入。これから詳細なレビューを行なっていくが、まずは結論を紹介しておこう。
- 非常にシンプルで頑強な作り
- 軽量コンパクトでバックパックに入れやすい
- 焚き火台が安定している
- パカッと開くだけで展開できるのは嬉しい
- ゴトク付きで焚き火料理がしやすい
- 男前グリルプレートを使えば、旨い肉が味わう事ができる
これらについて、詳しくみていこう!
非常にシンプルで頑強な作り
開封して驚く。男前ファイアグリルは、すごくシンプルで、組み立てやすい。
テントやタープの設営に時間を要したり、予定よりキャンプ場に着くのが遅れてしまったという経験もあるはず。時間がない時も、パカッと開くだけで焚き火を始められる所は凄くいい。
まるで、お気に入りの本を開いて読むように、男前ファイアグリルを開いて焚き火を始められる。
人気の軽量な焚き火台は、薄いプレートを使って組み立てる事も多い。素手で扱うと怪我をしたり、歪みがひどくなり嵩張ってしまう事もある。男前ファイアグリルは、軽量だが、フレームの厚みが約1.5mと厚め。
火床は約0.6mmになるが、フレームに溶接されており、強度が高くなっているし、歪み難い。
組み立て方
もう少し組み立て方を丁寧に見ていこう。まず、炉をパカッと開く。ゴトクとサポートバーが収納されている事がわかる。僕は、この時点で一旦付属品を取り出す。
次に、脚を広げる。この時、ボルトのシャフトに脚の窪みがしっかり入っている事を確認しよう。
2本のサポートバーをつける。これにより、炉の強度が増す。
軽量コンパクトでバックパックに入れやすい
ソロキャンプをするなら、荷物の軽量化を重視したい。荷物を最小限にし軽量化する事で、より自然を感じられる。さて、男前ファイアグリルはどうなのだろうか。
男前ファイアグリルの総重量は、約512g。これは、ゴトク、サポートバー、収納ケースを含めた重量である。軽さばかりを求めると、強度が不足したり、歪みがひどくなるが、その点男前ファイアグリルは、収納サイズ、重量ともにバランスが良い。
バックパックに収納しやすいサイズ感であり、荷物を傷つけたり、焚き火台が潰れてしまい壊れるといった事もない。
焚き火台が安定している
安全なくして、焚き火は楽しめない。男前ファイアグリルは、シンプルで軽量であるが、非常に安定している。グララグラすることが無い為、安心して焚き火を楽しめる。
とはいっても、凸凹した不安定な所ではグラついて危険。安定した地面を探して、焚き火を楽しもう。
焚き火の仕方
男前ファイアグリルは、火床に角度がついている為、薪の置き方を工夫しないと上手く火がつかない事もある。すごく簡単な火の付け方を紹介しよう。
まずは、油分を含んだ杉の葉、爪楊枝サイズの小枝、それよりも少し大きめの小枝を準備。
杉の葉がなければ、麻の紐をほぐして使う。
杉の葉は一番下に置く。次に、細い小枝を下に、徐々に大きい小枝を重ねていく。空気が入る隙間を確保しながら、置くのがポイント。
杉の葉に着火すれば、爪楊枝程の小枝に火が付き、徐々に大きな小枝についてくる。
じっくり焚き火を楽しめる
燃焼効率は良い方が良い、という人もいるが、良すぎると薪の消費が激しくなる。早い段階で完全に薪が消失してしまう為、料理がし難くなったり、輻射熱も効率的に得られない。だからメッシュの焚き火台は、燃費が悪すぎてあまり好きでない。
男前ファイアグリルでは、火床にスリットがなく、サイドのプレートの隙間から空気を取り込む。これくらいが、ちょうど良い燃焼効率だと思う。料理がしやすく、暖かい熾火もじっくり楽しめる。
風が強い日は、風が入ってこないように向きを変えてやれば良い!
ゴトク付きで料理がしやすい
前述したが、男前ファイアグリルには、標準でゴトクがついてくる。このゴトクもチタンで軽量となっている。焚き火缶やケトルを置くのにちょうど良い。フレームには窪みがたくさんある為、ゴトクの場所も好きな所に置ける。
ブッシュクラフトincのチタンゴトクを持っているが、男前ファイアグリルを使う時は家でお留守番となるだろう。
男前グリルプレートで旨い肉を味わえる
評価の高い焚き火鉄板「男前グリルプレート」との相性が良い。肉は好きだが、年齢とともに油が辛くなってきた。男前グリルプレートでは、余分な油が落ちるからヘルシーに仕上がる。手羽先もパリッと仕上がり、中はジューシーで旨い。
油の多い豚も美味しく焼きあがる。
家族の評価も高い。これが本当にカナダ産の豚なのか。男前ファイアグリルを買う人は、男前グリルプレートで満足が倍増するだろう!
次回の入荷はいつ?
初回生産は、売り切れとなった模様。テンマクの公式サイトでは、随時入荷情報が更新されているので、欲しい人はチェックしよう。男前ファイアグリルの入荷状況がわかるリンクを貼っておくので、参考にしてほしい。
僕のtwitterでも、キャンプギアの入荷速報をつぶやいているので、参考になればと思う。
最後に
男前ファイアグリルは、ソロキャンプで扱いやすい、シンプルでしっかりした焚き火台。サイズや重量もバランスが良い。ただし、格好良さはいまひとつかな、と感じた。
総評して、満足度は高いと言える。このクオリティで、オールチタンで1万円以下は魅力的だ!