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キッチン収納棚をdiy!きっとあなたも作れるはず

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こんにちは、k15です。

 

現在、賃貸マンションに住んでいるのですがキッチン収納がなく困っていました。ネットでお洒落な棚がないか探していましたがなかなかピンとくるものがありません。

 

K15
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それなら「自分で作ればいいじゃん」と思い、食器棚を作りました。テーマはお洒落なカントリー家具です。かなり良いものが出来たので少しでも参考になればと思い執筆しています。

 

お洒落なキッチン棚の作り方

こちらが完成品です。とてもお洒落でしょ。僕が作ったdiyの中でも自信作です。

 

目次

必要な材料

貧乏な僕は高い材料は買えません。今回使用する材料はSPF材といってマツ科の木材です。規格材なので安価で加工もしやすいのでdiyには重宝します。有名なところでは2×4材とか言われています。

 

ツーバイ材は38mmの厚みのSPF材です。ワンバイ材は19mm厚のSPF材です。

 

今回はワンバイ材を用いて棚を制作します。

【必要な材料】

  • ワンバイ材 1×10(天板と側板)
  • ラワンベニア板(背板)
  • パイン集成材(引き出しの鏡板と底板)
  • ファルカタ13mm厚(引き出しの箱)
  • MDF材(棚板)
  • ワンバイ材1×2(扉)
  • 杉板(扉)

 

なるべく安くなるように材料を調達しました。棚板は安価なファルカタ材を用いるつもりでしたが、ジモティーで大量にMDF材を頂いたのでそれを使いました。底板もSPF材で良いと思います。ハンズマンのガラクタ市で安かったのでパイン集成材を使っているだけです。

 

それから寸法は掲載していません。寸法は人それぞれに違うからです。

 

キッチン棚として使いやすいのは高さ800〜900mm程だと思います。

 

棚の作り方

ワンバイ材をダボ継で接合

1×10材2枚を接合して大きな1枚板にします。その方法はダボ継といってダボと呼ばれる木を打ち込み固定する方法です。

 

やり方はダボの寸法にあった穴を開けてボンドで圧着するのみです。ダボの位置がズレると寸法に狂いが出るため、ダボマーカーを使うと便利ですよ。

 

「ダボなんて面倒くさい」と思われた方はボンドだけで接合しても構いません。ちなみに僕は一つ目の棚はダボ継をしましたがら二つ目は面倒くさくなりボンドのみです。

 

圧着すればボンドもかなり強度があります。圧着に必要なのはハタガネですね。これを使えば完璧です。

 

ワンバイ材をトリマーで溝掘

1枚板になったワンバイ材をトリマーで溝を掘っていきます。なぜなら背板であるラウンベニヤ板を挿し込むためです。

 

ラワンベニア板の5.5mm厚に対し、溝掘りは6mmで掘削をします。同じ厚みだとスムーズに入りません。薄いので過大な力で無理に入れ込むと割れてしまいます。

 

これが背面の完成図です。実際にはトリマーで溝を掘るだけの工程なので、ここまで仕上がっていません。参考に掲載しております。

【溝の寸法】

  • 溝の深さは10mm
  • 溝の幅は6mm
  • 溝の位置は端から10mm

 

側板に棚受けをつける

側板に棚受けをつけていきます。内側よりコースレッドを打ち込みましょう。前述したように棚受けを打ち込むのでダボ継は省いても構いません。

 

このように完成図はなります。棚受けの位置は自分が入れたい食器の高さを把握し、墨付け(マーキング)していきましょう。

 

扉の作成

1×2材の中心に6mmの溝を掘っていきます。深さ10mmです。中心になるように削っていきましょう。

 

トリマーを固定すると掘りやすくなります。

 

杉板は18mmです。1×2材に6mmの溝を掘りました。杉板は6mm残しにすれば良いというわけです。18mm-6mm=12mm分削ります。中心に6mm残したいので、表裏それぞれ6mmずつ削ります。

 

ここで鋭い方は疑問を持つはずです。トリマーで掘った溝と挿入する板を同じ値にするとスムーズに入らないのではないかということです。なので表裏6.2mm程度で削っていきます。

 

ボンドを溝につけて挿入すれば綺麗な扉の完成です。ボンド以外でもコースレッドを四隅で打ち込み固定しても良いでしょう。

 

蝶番の溝掘り

取り付けイメージがこちらです。蝶番の取り付けは蝶番の厚み分を削ります。そうしないと隙間が生まれてしまいます。削るのは扉側のみです。

 

二枚の扉を一度に削った方が効率的なので二枚を重ねます。そして蝶番を仮置きし墨付けしていきます。

 

 

墨付け後、ノコギリで何度も切れ込みを入れます。こうするとノミで削りやすくなります。

 

ヤスリをかけてならせば蝶番の溝が完成です。

 

箱の受けを取りつける

正式な名称がわからりませんが赤丸のところを作っていきます。

 

角材の幅を墨付けします。それからノコギリとノミで10mm削り、強力なボンドで固定します。

 

箱受けの完成です。板のサイズは端材を利用しているのでテキトーです。箱が落ちないサイズは確保してください。

 

完成イメージです。扉は最後につけた方が効率的です。

 

引き出し箱を作る

 

今回の引き出しの箱に使用する材料は安価で軽いファルカタ材です。ここもお好きな板で構いません。

【引き出しの材料】

  • 5.5mmの板が背板
  • 13mmのファルカタ材が側板

 

トリマーで側板に5mmの溝を掘ります。底板を挿入にして側板の四隅をボンドで固定します。それからビスを打って強度を高めます。あとはパイン集成材を鏡板としてビスでとめれば完成です。

 

背板の取り付け

5.5mm厚の板を挿入するだけです。ここまでくれば完成が近いです。

 

しっかり奥まで挿入できている確認してください。

 

天板の取り付け

天板に角材をつけます。左右に一本ずつ、中央に一本コースレッドで固定します。こうする事で引き出しがぴったり止ります。

 

ボンドを塗布します。内側からコースレッドで天板の角材と側板を固定すれば完成です。

 

扉をつける

マグネット方式を採用しました。蝶番は全部のビスをつけてしまうと調整時に苦労するので、場所が決まるまで二つのビスで留めておきましょう。

 

K15
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それから無垢材なので反りが発生します。カンナで削って調整しましょう。

 

塗装

【塗料】

  • ワトコオイル(ダークウォルナット)
  • ブライワックス(ジャコビアン)

 

K15
K15

右の棚がブライワックス仕上げです。左がワトコオイルのみになります。深みが出るのでワトコオイル塗布後、ブライワックスの塗布をお勧めします。

 

取っ手をつけて完成

 

取っ手はアンティークな雰囲気を出すために船形取っ手を採用しました。扉はセリアのものです。

 

 

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