こんにちは、k15です。
アウトドアデイジャパンでも話題を集めたテンマクのサーカス650が発売です。しかし、重いから購入に踏み切れない人も大勢いるようです。

重いを超える魅力的なスペックはあるのか検証していきます。
サーカス650は重さを超える魅力はあるのか
サーカス650の評価
出典:テンマク公式サイト
外観
出典:dod公式サイト
外観は爆発的に売れているDODのカマボコテントに似ていますが、似て非なるものです。サーカス650はコットン素材を使っているので風合いもよく、より高級感があります。目立って違う箇所はインナーテント取り付け部分がテーパー(傾斜)になっているかなっていないかです。

個人的にはサーカス650の外観はシンプルで好きです。秘密基地な要素を感じます。
素材
出典:テンマク公式サイト
僕が注目しているのが素材です。サーカス650に採用されている生地は新素材であるバリューコットンです。
コットン60% ポリエステル40%の新素材 TC(コットン35% ポリエステル65%)と比べ重くはなりますが遮光性がUPし風合いもよくなっております。またコットンが増えたことで結露も更に出にくい素材です。
引用元:テンマク公式サイト
【バリューコットンのメリットを整理】
- 遮光性の向上
- 風合いが良い
- 通気性UPによる結露の減少
- 火の粉に強い

火に強いし、通気性も良いので薪ストーブとの相性も良いですよね。サーカス650の室内で薪をくべながら、料理や会話を楽しむなんて素敵です。
TC素材を超えるバリューコットンのテントはこれからのトレンドになりそうです。冬は暖かく、夏は涼しいのです。それからメッシュ面が広いので耐久性が気になりますが、強化メッシュを使っているので強度は高いです。
値段は妥当か?
出典:テンマク公式サイト
値段は148,000円なので高いですよね。しかし、使っている素材はバリューコットンと呼ばれる新素材です。コットンを大量に使用している大型テントがこの値段なら安いのです。
テンマクは「ポリエステルなら当たり前の金額ですが、この大きさでVCを使いこの価額は他に類を見ません」と自信を持って言い切っています。
テントに何を求めるかだと思います。とにかく安いものを求める人もいれば、素材にこだわる人もいます。
重さ
出典:テンマク公式サイト
素晴らしいテントであることは前述した通りですが、必ず商品にはデメリットがあります。それを許容できるかが購入のポイントになります。
カマボコテントの重さが16.1kgに対してサーカス650は約37kgです。バリューコットンなので重いですね。腰をやってしまいそうな重量です。ただし、フライシートとインナーテントは別の収納袋なので単純に2で割ったら約18kgとなります。まあ持てなくはないですね。

重さを許容できる秘訣はキャリーワゴンです。キャリーワゴンがあれば車輪がついているので難なく持ち運びができるはずです。
カビが生えやすい
コットンは天然素材です。カビが生えやすいのがデメリットです。ましてや大型テントなので干すのも一苦労でしょう。庭がある人はDIYで吊り下げ用のテント干し竿を作れば良いと思います。めんどくさい人は庭に広げているだけでも良いと思います。
そんな土地がない人は公園に行きましょう。公園で干すのです。これは僕がよくやっていることです。なかなか公園に行くまで腰が上がりませんが、公園に着くと気持ちが晴れやかになります。

手間を手間と思わない人は少ないと思いますが、手間だと思っていたことが楽しかったなんてこともあるのです。上記の画像はオールコットンの僕の軍幕です。はっきり申し上げてメンテが大変だと感じたことは一切ありません。
総評
デメリットをカバーできるのは工夫次第だと思います。重いのならキャリーワゴンを使いましょう。カビが生えやすいのなら天気の良い日に干しましょう。干したての布団は気持ちいいですよね。干したてのテントも気持ちいいのです。

値段以上の魅力はありますね。家族で薪をくべながら、お酒を飲みながら、手料理を楽しみましょう。いつも頑張っている家族や自分自身の為に良いテントで休日を過ごしましょう。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)サーカス650