こんにちは、k15です。
胆石で長年ウルソを飲んできましたが溶けないので、ついに腹腔鏡手術で胆嚢毎切除しました。


腹腔鏡手術は痛くない!日帰りする所もある!体に負担が少ない手術だ!というネット情報を信じ、楽観的に構えていました。

タイトルにもありますが実際のところ、痛かったです…。
手術前の様子から術後の様子を紹介していきます。
胆嚢切除の手術前
手術前に体温や血圧を測り、ヘソ周りを綺麗にします。絶飲食の為、脱水にならないように点滴を打ちます。
手術衣に着替え、エコノミークラス症候群にならないように病院でもらえるストッキングを履きます。全身麻酔なので血液の流れが滞りやすいそうです。
排便が無ければ浣腸をしますが、僕はすんなり出ました。車椅子に乗り、いよいよ手術室前です。家族に見守られながら、「行ってきます!」との挨拶を済ませ手術室に入ります。
緊張のせいか、また便意が……。急遽またトイレに行くことになりました…。
仕切り直して人生初の手術台です。天井にはライト、次々と体に心電図やら取り付けられていきます。
麻酔科の方が僕にマスクをかざして数秒、目の前がぼんやりしてきて眠りにつきます。
胆嚢切除後の痛み
目を覚ましたのは麻酔科の先生が僕に「手術が無事に終わりましたよ」と声をかけた時です。
意識はぼんやりしていてまた眠り、母から「予定よりも早く終わったよ」と声をかけられ、起きるのですがまた一瞬で意識を失います。
意識が戻ると激しい吐き気と痛みにおそわれ、ビニール袋を準備してもらいました。
先生曰く僕は27歳と若く、若い人は全身麻酔後の吐き気を訴える人が多いとのことです。吐き気止めを投与してもらい、ようやく吐き気もおさまってきました。
それからは痛みとの闘いです。とにかく寝ているだけでも痛みにおそわれます。腹腔鏡手術を完全になめていました。

しかしこれで体に負担の少ない手術だとしたら、開腹手術はとても辛いだろうなと思い、ゾッとします。
術後24時間絶飲食で歩行も出来ません。尿には管が入っており尿意を感じることなく尿が出ます。その他にも心電図と点滴を投与されていました。
夜は寝返りも思うように出来ず、体のあちこちが痛く、眠れませんでした。それに看護師も頻繁に見にくるので物音で起きます。
腹腔鏡手術での痛み止め
痛いので痛み止めを処方してもらいました。
セレコックスは朝、夕食後で、ロキソプロフェンは痛みが強いときの頓服として処方されています。
ロキソプロフェンは飲むと痛みが和らぎます。術後2日目には頓服を飲まずにセレコックスだけで充分でした。
腹腔鏡手術で辛かったこと
こちらが摘出した石です。ほとんどが砂や泥状の石でピンセットで摘まめる石はごく僅かでした。
<術後辛かった事>
・術後の吐き気
・術後が眠れない
・術後の腹部の痛み
・術後の肩の痛み
・尿道の管の装着時の痛み
・尿道の管を外す時の痛み
・尿を出す時の痛み
術後の両肩の痛みは手術の時に両肩をあげているので、その時痛めたようです。眠れないのは仕方ないと思いますが、看護師に言えば睡眠剤をもらえます。
睡眠剤は認知機能の低下を招くおそれがあるので僕は使用しません。眠れない日が長引くと健康リスクが高まるのでその際は使用を考慮します。
腹部の痛みは日に日に改善してきますが、術後2日間は歩く時、前かがみの姿勢にならないと辛いです。
それから尿道の管が辛い!装着時は行動を制限させられます。取る時も痛みが辛く思わず「あっ…」と声を出してしまいました。
取ってから三日間は排尿時の痛みがあり苦痛でした。これからの医療の進歩に期待しております。
胆嚢摘出から一週間
ヘソ周り以外の箇所は痛みがなくなりました。治りかけなのか痒みがあります。汁がヘソから出ていることもありますが膿んではいません。赤く膿んでいる時は診せにくるように言われています。
食生活については術後すぐは下痢していましたが、今は快便となっています。油物を食べても問題なく生活できています。ケーキに唐揚げ、天ぷらに脂質ばかり食べているのでもう少し気をつけようと思います。
※2019/4/30追記
しかし、安心していると長引く下痢が続いてしまいました。

最後に
今回、初めての全身麻酔での手術で不安がありましたが無事に成功して良かったです。
これから手術を受ける方も不安だと思いますが、先生や看護師というプロがサポートしてくれます。辛かったら緩和する薬もあるので活用しながら寛解していきましょう。
やはり全ての基盤は健康ですね。もう手術を受けなくていいように健康に気を付けていきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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