こんにちは、K15です。
本日、造影剤を使用してMRI検査を受けてきました。ネット上では音が大きい、造影剤の副作用が心配だという声がチラホラ。

実際に僕が体験してきたので検査までの流れや感想を紹介していきます。
胆石でのMRI検査
僕は胆石があるので腹腔鏡下手術で胆嚢を摘出します。その為の事前検査でMRI検査を受けることになります。
母も胆石でMRI検査の経験があり、「造影剤使用後は体が熱くなる感じがした」と言っていました。
副作用の不安がありますが使用することによる利点もあるみたいなので今回は造影剤を使用します。
経口造影剤について
特徴
1袋250mlの中にマンガン、還元水アメなどを含んでいる無色透明の液体です。わずかに甘く、無臭でエネルギーとして50キロカロリーです。
目的
胃や十二指腸、腸管との重なりにより膵管や胆管が明瞭に抽出されず診断が難しくなる場合があるようです。
経口造影剤を飲むと投与前に比べ画像が明瞭に抽出されるようです。ただし、飲まなくても画像診断を行うことができるとあります。
飲まなくても診断できるのなら飲みたくないのが正直なところですが、やはり胆嚢摘出なので、より正確な診断をして欲しいと思い造影剤を飲みます。
副作用
副作用発現率は17.8パーセントとあります。結構確率が高いですよね。10人に2人は副作用があるということです…
副作用は軟便、下痢、腹痛などです。
MRI検査前の食事
食事は検査8時間前より絶食です。水、お茶は飲んでも構いませんが検査4時間前は少量に抑える必要があります。
検査2時間前からは絶飲食となり、結構辛いです。お腹がグーグー鳴っていました。
注意事項
閉所恐怖症の方は必ず申し出ておきましょう。
また、1週間以内にバリウムを使用する検査を受けられた方はMRI検査前日までに病院へ連絡する必要があります。
MRI検査の感想
造影剤は甘い砂糖水のような味でコップ二杯程飲みました。美味しくはないですが飲めるレベルだと思います。
ベッドの上に横になり狭い筒に入っていきます。
当初30分程度と言われていたのですが1時間程検査を行っていました。もうクタクタです。
やはり音は騒音くらいの大きな音で最初はびっくりしましたが時間が経つにつれ慣れていきます。
それからヘッドホンからリラックス出来るような音楽が流れていました。まぁ大きな音がする間は音楽も聞こえませんが…
造影剤を飲んだらたしかに体が熱くなる感じがします。午前中に受けたのですが、夕方には気にならなくなりました。その他気になる副作用は発現しておりません。
MRI検査の費用は3割負担で6500円程でした。(初診料なし)
最後に
MRI検査は大きな音や狭い所が苦手な方には苦痛だと感じました。
いよいよ後は胆嚢摘出手術をするのみとなりました。不安はありますがいい結果が報告出来れば良いなと思います。
人間も動物同様、地球上に生きる生物で命は限られています。人生のうちに何度か入院するような病気になることもあると思います。
正直、27歳の若さで内臓の一部を取ることに対して人生を悲観的に捉えてしまった所はあります。
こうした時、考えさせられるのが幸せとはなんだろうか、ということ。
僕は美味しいご飯を家族みんなで食べれることだと思います。きっと当たり前の日常が一番幸せなことなんですよね。
朝日を浴びて、働いて、ご飯食べて、寝る。この幸せを噛み締めていきたい。
幸いなことに日本は医療が発達しているので技術が高い治療を受けることが出来ます。そして緑豊かな自然、人の温かさ、この国に生まれて良かったと感じます。
では一か月後手術を行っていきます。

2019/2/27手術を終えたので追記します。

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